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令和7 年度「電波の日・情報通信月間」記念行事を開催

 中国総合通信局(局長:梅村研)は、中国情報通信懇談会(会長:芦谷茂/一般社団法人中国経済連合会会長)との共催により、5月29日(木)、広島市内会場とオンラインのハイブリット形式で電波の日・情報通信月間記念講演会を開催しました。
 本年は、中国情報通信懇談会が設立されて40周年となることから、それを記念し、「日本のインターネットの父」としてご高名な慶応義塾大学特別特区特任教授の村井純氏をお迎えして、「インターネット文明」と題したご講演をいただきました。
 ご講演では、情報文明の父とされている福澤諭吉が、その著書において情報伝達をどのように捉えていたかを紹介された後、デジタル社会におけるインフラ(デジタルデータ、ネットワーク、計算(処理))と電力との関係、特に、最近、話題となっているワット・ビット連携の必要性などについて触れられました。
 その後、AI時代の基盤となるデジタルデータ、データセンターからパーソナルデバイスまでのコンピュータ処理機能、それらを紡ぐ「インターネット文明」について、セキュリティリスクやGPSの課題、海底光ケーブルの地政学的競争など具体的な事案を交えご説明されました。そして、急速に進むデジタル社会において、日本が成功するための要素、さらに、100年先の国を形作るためのデジタル列島改造論など、非常に示唆に富んだ講演をいただきました。
 当日は、自治体やICT関連企業など総勢300名の方が熱心に聴講され、盛会のうちに終えることができました。
村井純講師

村井 純講師

講演会の模様

講演会の模様

 また、6月2日(月)には、令和7年度「電波の日・情報通信月間」記念式典をANAクラウンプラザホテル広島で開催し、情報通信関係者等約200名が出席しました。  式典では、中国総合通信局長表彰として、電波利用や情報通信の発展に貢献された3個人、11団体に対し表彰状の授与が行われ、続いて、中国情報通信懇談会表彰として、地域の情報化に貢献された1個人、2団体に対し表彰状が授与されました。(企画課、情報通信振興課)
式典の模様

式典の模様

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