「5G利活用セミナー」を開催
〜地域社会DXや5G利活用の事例を紹介〜
中国総合通信局(局長:梅村 研)は、中国情報通信懇談会との共催により、令和7年7月10日に、広島市内の会場とオンラインで「5G利活用セミナー」を開催し、100名を超える参加がありました。
今回のセミナーでは、はじめに総務省デジタル経済推進室の坂本光英室長から、「ローカル5Gなどの先進無線・デジタル技術等を活用した地域社会DXの取組について」と題し、総務省における地域社会DX推進パッケージ事業について、ローカル5Gを活用した取組事例を交えて紹介されるなど、デジタル技術の活用による地域課題の解決の重要性についてご講演をいただきました。
次に、株式会社愛媛CATV情報技術局の土居誉伸氏と森田晋右氏から、愛媛CATVにおけるローカル5Gによるラストワンマイルの取組事例として、松山城公園や道後温泉駅前といった光ファイバの施設が困難な区域でのスポーツ大会、お祭り等のイベントのライブ中継や、しまなみ海道でのアプリ利用等のローカル5Gユースケースなど、今後の利活用の参考となる地域に密着した取組を分かりやすくご紹介いただきました。
最後に、NTTドコモビジネス株式会社5Gエバンジェリストの辻野大輔氏から、「5Gビジネスの現在地と、Beyond5G(6G)に向けた取り組みについて」と題し、防災・医療などの分野での5G活用事例や、5Gワイド、ローカル5G、スライシング等の5Gの新サービス・技術及びそれらの導入事例の紹介のほか、HAPSの商用化に向けた検討など含め、5Gのさらなる高度化の実現に向けた最新動向についてご講演をいただきました。
中国総合通信局は、今後とも関係機関と連携して、5Gの先進的な活用の好事例をセミナー等において周知・普及すること等を通じて、中国地域における5Gの利活用の促進に寄与してまいります。(電波利用企画課)
愛媛CATV様の講演の模様
愛媛CATV土居講師(右)、森田講師(左)
NTTドコモビジネス 辻野講師
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