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「サイバーインシデント演習in鳥取」を開催

 中国総合通信局(局長:梅村 研)は、令和7年11月26日(水)に「サイバーインシデント演習in鳥取」を鳥取市の「ホテルモナーク鳥取」で開催しました。本演習には、放送業、金融業、地方公共団体など、幅広い分野の企業・団体から24名の方に参加いただきました。
 中小企業は、サプライチェーンの最前線を担い、多くの取引先や関連企業と日々やり取りを行っていますが、サイバー攻撃を受けた場合に備えて、社内で意識を持ち、体制を構築した上で、セキュリティインシデント発生時の対応方法や手順などを共有しておくことが重要となっています。
 このような状況を踏まえ、中小企業や団体等の経営層、セキュリティ責任者及び情報システム運用担当者を対象に、最近のサイバーセキュリティインシデントの発生状況や、被害拡大を最小限にとどめるための基本的事項を説明し、擬似的なインシデント発生時対応手順を体験することにより、組織内の基本方針やルールなどを考えていただくことを目的として「サイバーインシデント演習」を開催しました。
【講師】
 株式会社川口設計 代表取締役 川口 洋 氏
【概要】
〇第1部
演:「サイバー攻撃から事業を守るためにやるべきこと」 
要:昨今話題となっているインシデント事例などを紹介しながら、サイバーセキュリティの重要性、インシデント発生時に備えた対策、対応の流れが説明されました。
〇第2部
実機演習:グループに分かれ、パソコンに入っている6種類のファイルのどこに問題があるかを探し、講師から意図しない情報漏洩がどのように起きるのか、また不正なサイトからどのように情報が盗まれるのか等、詳細な解説をいただきました。
〇第3部  
机上演習:「セキュリティ事件・事故発生時の効果的な対応について〜業務システムに対するサイバー攻撃〜」
要:業務システムに対するサイバー攻撃を想定し、インシデント発生から対応の検討、評価までのサイクルをグループでディスカッションしながら進め、インシデント対応を疑似的に体験いただきました。
 中国総合通信局では、中国地域の中小企業等のセキュリティレベルの底上げを図るため、今後もサイバーセキュリティセミナー等のイベントを計画するとともに、関係機関と連携して人材育成やサイバーセキュリティ対策を推進してまいります。(サイバーセキュリティ室)
主催 総務省中国総合通信局
共催 経済産業省中国経済産業局、中国地域サイバーセキュリティ連絡会
後援 鳥取県、鳥取県サイバーセキュリティ対策ネットワーク、
一般社団法人鳥取県情報産業協会、鳥取県商工会議所連合会、
鳥取県商工会連合会
≪開会挨拶≫
開会挨拶

中国総合通信局長 梅村 研
≪講 師≫
講師
株式会社川口設計
代表取締役 川口 洋 氏
 
≪講演の様子≫
講演の様子
  ≪演習の様子≫
演習の様子

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