ケーブルテレビ(CATV:Cable Television)は、テレビジョン放送の難視聴解消を目的として、昭和30年代当初より、全国各地で設置されました。
近年、情報通信関連技術の急速な進歩を背景として、自主放送を行う大規模ケーブルテレビが全国各地で設置されています。このようなケーブルテレビは、地域コミュニティ番組の放送が可能であることから、地域に密着した情報通信メディアとして普及発展していくことが期待されています。
引込端子数が1万以上で自主放送を行うケーブルテレビは、昭和62年多摩ケーブルネットワーク株式会社(東京都青梅市)が第1号として開局し、その後、首都圏を中心にこれらのケーブルテレビのブームが起こり、中国地方では、平成元年9月に萩ケーブルネットワーク株式会社(山口県萩市)が最初に開局しました。
なお、ケーブルテレビの形態については、ケーブルテレビ(自主放送を行うもの)と難視聴解消対応型に分類されています。