報道資料
令和4年10月14日
関東総合通信局
練馬区が「練馬まつり」で放送試験
−自治体初の臨時災害放送局(FM)専用周波数(77.1MHz)を活用した放送試験−
総務省関東総合通信局(局長:新井 孝雄(あらい たかお))は、練馬区(区長:前川 燿男(まえかわ あきお))から免許申請のあった実験試験局に対して、本日付で免許を付与しました。
本放送試験は、10月16日(日曜日)に開催される「練馬まつり」(主催:練馬まつり推進協議会)において、練馬区が実験試験局免許人として、同区の所有する臨時災害放送局用設備を用いて、災害時における情報伝達手段として有用な臨時災害放送局の開設・運営訓練及びこれによる災害情報の伝達訓練、区民への周知などを行うことを目的に実施されるものです。
本試験放送に係る無線局(実験試験局)の概要は以下のとおりです。
(実験試験局の概要)
免許人 |
練馬区 |
識別信号 |
呼出名称:ねりまくりんさいじっけん |
電波の型式及び周波数 |
F8E 77.1MHz |
空中線電力 |
45W 最大実効輻射電力7.7W |
無線設備の設置場所 |
東京都練馬区 |
ラジオ受信可能エリア |
練馬まつり会場(練馬文化センター、南町小学校、開進第二中学校、練馬総合運動場、マロニエ通り)及びその周辺 |
試験予定日時 |
令和4年10月16日(日曜日)10時から15時まで |
なお、本放送試験は、本年6月28日に放送大学のFM放送跡地(77.1MHz及び78.8MHz)を「臨時災害放送局の専用周波数」と定められて以降、初めて自治体が利用する機会となります。練馬区では、本放送試験に併せて、以下の周知広報ツールを活用して、区民に対して「臨時災害放送局専用周波数」に関する啓蒙活動を実施する予定です。
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(練馬まつりで練馬区が区民へ配付する臨時災害放送局の広報マグネット(サンプル画像:練馬区提供)) |
臨時災害放送局とは、災害時における災害・被災者支援情報等を提供するために、自治体等が開設する臨時のFMラジオ放送局です。東日本大震災時には東北地方を中心に30局開局され、被災者に対し貴重な情報源として大きな役割を果たしています。
関東総合通信局は、自治体等へ貸付可能な臨時災害放送局設備を配備しており、平時から、自治体の皆様と共催で当該設備開設・運用訓練を実施するなど、地域の皆様とともに防災対策を推進してまいります。
(参考ホームページ)
(関係資料)
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