報道資料
令和5年6月21日
関東総合通信局
「臨時災害放送局の開設・運用に関する実務者連絡会」を設置
−関東大震災発生から100年、地域防災への貢献に向けた産学官連携強化−
総務省関東総合通信局(局長:新井 孝雄(あらい たかお))は、関東地域における臨時災害放送局の効果的な開設・運用に資する円滑な体制構築に向けて、産学官関係者を構成員とした「臨時災害放送局の開設・運用に関する実務者連絡会」を設置します。
1 背景・目的
大規模災害時に多くの需要が見込まれる臨時災害放送局について、関東地域では、臨時災害放送局の専用周波数と定めた放送大学のFM放送跡地(77.1MHz及び78.8MHz)等を使用して開設することになります。また、関東総合通信局では、臨時災害放送局のより効果的な開設・運用手法や技術的事項の検討等を目的とした調査検討会を開催し、令和5年3月末に同検討会報告書(以下「報告書」)を公表したところです。
今般、関東総合通信局は、報告書を受け、産学官関係者の連携体制を構築し、臨時災害放送局に関する各種取組の情報共有や意識向上を図るとともに、セミナーや訓練の実施等を通じた地域の防災対策を推進することを目的として、「臨時災害放送局の開設・運用に関する実務者連絡会」を設置します。
2 活動内容(連絡会概要は別紙1
のとおり)
連絡会では、次の活動を行う予定です。
- 臨時災害放送局に関する各種取組の情報共有や意識向上
- 臨時災害放送局に関する周知・啓発に資するイベント等の実施
- その他、本会の目的達成に必要な活動
3 連絡会の構成
4 連絡会の開催予定
連絡会は、令和5年6月26日(月曜日)に第1回を開催し、その後は適時開催してまいります。
連絡会開催に先立ち、報告書の内容を5分程度にまとめたエッセンス映像を公開するとともに、関東総合通信局がこれまで実施してきた臨時災害放送局に関する各取組について、関東総合通信局ホームページの掲載情報を整理いたしました。
今後も連絡会の資料を掲載していくなど、分かりやすい情報発信を意識しながら、地域の防災対策に役立つよう、取り組んでまいります。
【YouTube関東総合通信局公式チャンネル】
臨時災害放送局の施策集・パンフレットや動画、会議資料等を整理して掲載しております。
【その他関係資料】
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