不法アマチュア無線

消防無線、救急無線などの重要無線を妨害!
アマチュア無線の妨害等の申告は無線局に関する混信妨害申告・ご相談

 アマチュア無線局を運用するには、無線従事者の資格及びアマチュア無線局の免許が必要です。

 アマチュア無線機器は、安価でかつ簡易に入手可能なことから、この機器を使用した不法局が多数出現しています。

 不法アマチュア無線局は、アマチュアバンド内で免許をとらずに不法開設、運用するものから、アマチュアバンド外でも送受信できるよう不法改造し、アマチュアバンド外の周波数で運用するものまであります。

写真1:アマチュア無線機

 アマチュアバンドに隣接する周波数は、消防、救急、警察及び鉄道等の重要無線局が通信しており、アマチュアバンド外で運用する不法局が、これらの重要無線通信に対し、混信妨害を与える事例が発生しております。

表1:混信妨害の事例
  合法設備 不法設備 不法無線局の主な実害事例
周波数 主に145MHz帯と435MHz帯 合法設備の周波数範囲の前後の発射が可能なものがある
  • 消防無線や救急無線を妨害し、消防・救急活動に重大な支障を与える。
  • また、列車無線を妨害し、列車の正常な運行が困難となるなど重要無線通信への妨害が多い。
送信出力 移動する局は最大50Wまで ブースタを付加し合法設備以上の出力のものがある
その他 無線従事者の資格が必要 無資格者が多い

注意

  • 合法のアマチュア無線機を改造し、決められた周波数以外で運用すると違法局です。もちろん合法機でも無免許での使用は不法無線局です。
  • 正規にアマチュア無線を行うには、無線従事者免許証と無線局免許状が必要です。
  • これらを自動車関係に例えると、運転免許証と車検証のような関係にあります。

不法無線局の使用は絶対ダメ!

 電波法に基づいて処罰され、懲役や罰金が科せられます。

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