報道資料
令和2年6月19日
東海総合通信局
CNCIに対して「ローカル5G」無線局の免許を付与
<電気通信業務用としては東海4県で初めて>
総務省東海総合通信局(局長 吉武 久(よしたけ ひさし))は、株式会社コミュニティネットワークセンター(CNCI)(代表取締役社長 原 昌宏(たかはら まさひろ))から申請されたローカル5Gの無線局に対して、本日免許を付与しました。
同社は、マンションなどの集合住宅やオフィスビルを無線で結びインターネットサービスを提供することとしており、令和2年秋以降のサービス開始に向けて準備を進めています。
東海4県(岐阜、静岡、愛知、三重)のローカル5Gの無線局は、これまでに実験試験用の無線局に免許を付与していますが、電気通信業務用としては今回が初めてとなります。
1 経緯
ローカル5Gは、地域の企業や自治体などが5Gの「超高速」、「超低遅延」、「多数同時接続」という特長を活かして自らの建物や敷地内など限られた場所でスポット的にネットワークを構築し利用できるシステムで、地域や産業の個別ニーズへの活用が期待されます。
総務省は、令和元年12月24日にローカル5Gに関わる省令及び告示を公布・施行し、無線局免許の申請の受付を開始しました。
東海総合通信局は、令和2年3月26日付けで同社から提出されたローカル5Gの無線局免許の申請を審査した結果、電波法令に適合していると認められるため、本日付けで基地局(2局)と陸上移動局(10局)の免許を付与しました。
2 無線局の概要
免許人名 |
株式会社コミュニティネットワークセンター |
無線局の目的 |
電気通信業務用 |
無線設備の設置場所 |
名古屋市東区、名古屋市西区 |
周波数帯 |
28GHz帯 |
※インターネットサービスの提供イメージは
別図
のとおり
3 参考
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