報道資料
令和4年9月26日
全国初!空間伝送型ワイヤレス電力伝送システム用無線局の免許の付与
<センサー等のIoT機器の設置場所が自由に!>
総務省東海総合通信局(局長 北林 大昌(きたばやし だいすけ))は、エイターリンク株式会社(本社 東京都、代表取締役 岩佐 凌(いわさ りょう))から申請された空間伝送型ワイヤレス電力伝送システム(以下「WPT」という。)用無線局に対して、本日、全国初の免許を付与しました。
WPTは、無線により電力供給するシステムであり、これにより電源接続ケーブルやコンセント等が不要となり、センサー等のIoT機器のレイアウト変更が自由になるなどの利便性の向上とともに、IoT社会の推進への寄与にも期待されています。
1 経緯
総務省は、無線技術によって有線で接続することなく給電を可能とするWPTへのニーズの高まりから、令和4年5月26日に構内無線局としての免許が可能となるよう電波法令を改正しました。
この制度改正により、東海総合通信局は、令和4年8月23日付けで同社から提出されたWPT用無線局の免許申請を審査した結果、電波法令に適合していると認められるため、本日付けで無線局の免許を付与しました。
2 無線局免許の概要
| 免許人名 |
エイターリンク株式会社 |
| 無線局の種別及び局数 |
構内無線局 1局 |
| 免許の年月日 |
令和4年9月26日 |
| 無線局の目的 |
一般業務用 |
| 通信事項 |
無線電力伝送に関する事項 |
| 通信の相手方 |
免許人所属の無線設備 |
| 周波数及び空中線電力 |
920メガヘルツ帯 1W |
3 参考資料
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