国の統計調査が、どの機関にとって、どの程度役立っていると見なされているかについては、国、都道府県・市町村にとって役立っているとされているだけでなく、統計の研究や分析に利用するマスコミ・シンクタンク・大学研究機関にとっても役立っているとみなされている。
資本金階級別に国の統計調査の役立ち度合いに関する報告者の意識をみると、資本金が多くなるほど、各機関に対して役に立つと思われる度合いが高くなる傾向がある。特に、「あなたの会社」、「業界」、「マスコミ・シンクタンク」でその傾向がみられる。
従業者階級別に報告者の意識をみると、本社の場合は資本金の場合と同様、従業者でみた規模が大きくなる程統計調査の役立ち度合いが高まっている。