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『定住自立圏全国市町村長サミット2010in南信州』開催概要

○ 開催日

平成22年10月28日(木)、29日(金)

○ 参加者数

487名  (市町村長49名、一般参加者(自治体職員、地域づくり団体関係者等)438名)

○ 次第

定住自立圏全国市町村長サミット2010in南信州
<10月28日(木)>
14:00〜14:05  総務大臣挨拶
14:05〜14:10  開催地挨拶(飯田市長)
14:10〜14:15  開催地知事挨拶(長野県知事)
14:15〜15:15  基調講演「定住自立圏の構想と思想」
            学習院大学法学部教授
            佐々木 毅 氏
15:15〜15:30  総務省施策紹介
15:30〜15:40  観光庁施策紹介
15:40〜16:00  地域おこし協力隊事例発表
16:00〜16:20  地域力創造アドバイザー事例発表
16:30〜17:00  人材交流ひろば
17:00〜18:00  交流会
<10月29日(金)>
9:00〜11:15  分科会
            ・ 医療分科会 コーディネーター:自治医科大学地域医療学センター長  梶井 英治 氏
            ・ 地域づくり分科会 コーディネーター:明治大学農学部教授  小田切 徳美 氏
            ・ 産業振興分科会 コーディネーター:株式会社日本政策投資銀行参事役 藻谷 浩介 氏
11:30〜12:30  全体会総括  総括コーディネーター:一橋大学大学院法学研究科教授  辻 琢也 氏

○ 概要

定住自立圏全国市町村長サミット2010in南信州
<基調講演>
佐々木 毅 氏 「人口減少と少子高齢化による人口のひずみをどのように日本が切り抜けるか、世界が注目している。21世紀型の視点で仕組みを組み替える必要があり、定住自立圏もその一つ。これからの地域づくりは行政区域の単位で生活圏を考えることには限界があり、各地域が持つ様々な機能を補完し合う取り組みが重要である」

定住自立圏全国市町村長サミット2010in南信州
<医療分科会>
梶井 英治 氏 「医療資源の有効利用を図る上で、地域医療の連携を築くことが重要。医療需要と医師数のアンバランス解消のためには、かかりつけ医(総合医)の養成が重要となる。『行政圏域』ではなく『生活圏域』で新たな医療圏域を構築する必要がある。」
事例発表:兵庫県西脇市長、宮崎県延岡市長
地域医療の現状と課題解決に向けた取り組みを紹介。

定住自立圏全国市町村長サミット2010in南信州
<地域づくり分科会>
小田切 徳美 氏 「人口減少時代の地域づくりにとって、地域資源を活用した交流型の産業づくり、人材育成のための仕組みづくりが必要。」
事例発表:長崎県五島市長、滋賀県豊郷町長
地域資源を生かした活力あるまちおこしの取り組みを紹介。

定住自立圏全国市町村長サミット2010in南信州
<産業振興分科会>
藻谷 浩介 氏 「工場誘致が最も成功した県でも人口流出に転じている。産業振興の目標は人が住む地域づくり。基礎自治体が、地産地消費・外商と集客交流を組み合わせた、若者と女性の雇用を増やす産業振興に取り組むことが重要である。」
事例発表:島根県益田市長、長野県飯田市長
自立した地域経済の確立に向けた総合的な産業振興策を紹介。

定住自立圏全国市町村長サミット2010in南信州
<全体会総括>
3分科会のコーディネーターから各分科会の議論の内容が報告され、辻 琢也氏が総括した。定住自立圏構想が21世紀型の地域活性化に不可欠な視点であるとの認識を、参加者全員が共有。

定住自立圏全国市町村長サミット2010in南信州
<人材交流ひろば>
参加者による自由な意見交換、情報交換の場として「人材交流ひろば」を開催。コーディネーターの先生方、開催地である長野県阿部知事、市町村長、一般参加の自治体職員、地域づくり団体関係者など総勢200名を超える参加者のほか、定住自立圏アピールを使命とする美濃加茂市のキャラクター「かも丸」や飯田市のゆるキャラ「ぽぉ」も登場。会場内は交流の輪が広がり、地域の課題を語り合うひとときとなった。


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