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平成25年度 SCOPE関係採択案件(北海道管内)

※掲載内容は、新規採択時の内容です。
※各研究開発課題名にリンクしている研究概要図等(PDF)は、新規採択時資料やSCOPEによる研究開発終了直後の成果発表会時の予稿集等です。

【若手ICT研究者等育成型研究開発】 フェーズ1

複数のSNS利活用におけるプラットフォーム横断的なリスク管理基盤の研究開発PDF

  1. 研究者

    研究代表者
      山下 晃弘 (株式会社調和技研)

    研究分担者
      上村 卓史 (株式会社調和技研)
     
  2. 概要
      SNSのプラットフォームに依存せず横断的な情報の繋がりを表現可能なモデルを構築するため、オントロジー学習の概念を導入する。
      また文章間の類似性など曖昧さを持った緩い繋がりからの推論モデルとしてファジー推論を導入し、実態としての個人に関する情報がSNS上からどこまで発覚してしまうのかを集約可視化するための技術を確立する。
      また、これらの技術を用いて大規模データを処理するために分散処理基盤上への実装を目指す。
  3. 期間
    1年

【電波有効利用促進型研究開発】先進的電波有効利用型 フェーズ1

「センサー応用を目指したミリ波アンテナ内蔵低電力集積回路の研究開発」PDF

  1. 研究者

    研究代表者
      佐野 栄一 (北海道大学)

    研究分担者
      池辺 将之 (北海道大学)
     
  2. 概要
      サブスレッショルド領域の非線形性を用いた直接検波回路、サブスレッショルド動作バイアス回路を用いたオフセットなし高利得アンプ、全ディジタル処理クロック・データ再生回路から構成された受信機、発振器と変調器を一体化した送信機、人工誘電体や右手/左手系融合伝送線路といったメタマテリアル技術を活用した高利得アンテナなどの新しい回路技術を導入し、60GHz帯アンテナ内蔵低電力送受信機を実現する。
  3. 期間
    1年

圧縮サンプリング手法を使用したマルチバンドMIMOレーダの検証実験PDF

  1. 研究者

    研究代表者
     西村 寿彦 (北海道大学)

    研究分担者
      小川 恭孝 (北海道大学)
      大鐘 武雄 (北海道大学)
     
  2. 概要
      圧縮サンプリング法とは、できる限り少ない観測データから対象信号を復元するための技術である。この技術を用いれば、従来と同程度のデータ数でより高精度な観測結果を得ることが出来るものと予想される。
      既に、マルチバンドMIMOレーダにこの手法を適用し、さらなる高精度化が期待できることを計算機シミュレーションによって明らかにしている。そこで、本研究開発では、提案手法の実現可能性について実伝搬環境における実証実験を行う。
  3. 期間
    1年

【地域ICT振興型研究開発】

「無線式携帯型心電計を利用した乳牛の血中カルシウム濃度解析システムの開発」PDF

  1. 研究者

    研究代表者
      伊藤 めぐみ (北海道立総合研究機構畜産試験場)

    研究分担者
      中島 康博 (北海道立総合研究機構工業試験場)
      川本   哲  (酪農学園大学)
      松井 義貴 (北海道立総合研究機構根釧農業試験場)
     
  2. 概要
      人間や牛は、血中Ca 濃度の低下により、心電図波形に特徴的な変化(波形の延長)が起こる。
      この変化を利用して、携帯無線型の心電計と波形分析システムにより計測解析し、牛舎内で極めて簡易短時間に血中Ca 濃度を推定するシステムを開発する。
      ハードウェアとして携帯端末に無線接続可能な高精度携帯心電計を開発する。
      同時に、心電図波形から特徴量(延長時間)を自動検出するアルゴリズムの開発と、心電図波形延長時間から血中Ca 濃度を定量化する高精度な回帰推定式の開発を行い、AndroidあるいはiPhoneのような携帯端末にソフトウェアとして実装する。
      これらハードとソフトを組み合わせ、端末とサーバを連携してデータ管理を行い、乳牛の健康管理を地元獣医師等と共有できるシステムの構築を目指す。
  3. 期間
    2年

「リアルタイム興味解析に基づく地域情報最適化フレームワークの提案」PDF

  1. 研究者

    研究代表者
      川村 秀憲 (北海道大学)

    研究分担者
      鈴木 恵二 (北海道大学)
     
  2. 概要
      数万人の大規模閲覧履歴データ及びSNSより逐次収集する評判やニーズデータを的確かつ低コストで処理する環境を実現するため、負荷に応じて構成が柔軟に変化するクラウドシステムを構築する。
      その上にオープンソースによる NoSQL 型データベースを構築し、大規模データを瞬時に処理できる分散型の分析環境を構築する。
      このシステム上で地域情報の閲覧履歴や読者属性をリアルタイムに処理 するためのアルゴリズム、地域事業者が必要とする解析データを提供するためのデータマイニング技術を開発する。
  3. 期間
    2年
  4. SCOPEによる研究開発の成果・応用事例
    ・「お出かけ情報満載アプリ あなた情報マガジン びもーる」(実証実験中)
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