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島根県松江市で「サイバーセキュリティセミナーin松江 2015」を開催

〜情報セキュリティは身近な問題です〜

  中国総合通信局(局長:黒瀬泰平)は、中国情報通信懇談会と共催し、「サイバーセキュリティセミナーin松江 2015」を平成27年3月11日に島根県松江市内で開催し、一般・情報通信関係企業、行政機関などから97名の参加がありました。

  本セミナーでは、サイバーセキュリティ月間(2月1日〜3月18日)参加行事として、安心・安全な情報通信ネットワーク社会の実現を目指すため、国、研究機関、民間企業の専門家がサイバー攻撃の仕組みや事例紹介を交え最新の動向を紹介しました。

  冒頭、山下情報通信部長は「情報セキュリティを身近な問題として捉え、幅広い視点から理解を深めてもらいたい。併せて、青少年を取り巻くインターネット利用環境整備も重要な課題である。」と挨拶しました。また、翌日早朝に実施するJR松江駅前での「春のあんしんネット・新学期一斉行動」普及啓発活動をPRしました。

  講演1は、総務省における情報セキュリティ政策の最新動向について、総務省情報セキュリティ対策室 の本田係長が、公的機関や民間企業等に対する「標的型サイバー攻撃」や国民のマルウェア感染被害への対応策を説明し、講演2では、情報通信技術に関する我が国唯一の公的研究機関である(独)情報通信研究機構の平所長が、同機構で研究開発しているサイバー攻撃観測網「NICTER(ニクター)」の概要及びその観測結果を活用したインシデントアラート提供について、サイバー攻撃の可視化映像をリアルタイムで示しながら説明しました。

  講演3は、(株)エネルギア・コミュニケーションズ濱本サブマネージャが民間企業における大規模な情報漏えい事件や、パスワードリスト攻撃、SNS炎上などの具体的事案を紹介しつつ、これらを対岸の火事と思わず、自社のセキュリティ対策の総点検を励行することを述べられました。

 中国総合通信局では、今後もセミナー等を通じて、日々進化・深化するサイバー攻撃に対する情報セキュリティの必要性を周知して参ります。

【配布資料】
●講演1 総務省における情報セキュリティ政策の最新動向PDF【9.54MB】 
       情報流通行政局 情報セキュリティ対策室 本田 知之 係長
●講演2 情報通信研究機構におけるネットワークセキュリティ研究の最前線PDF【2.21MB】
       独立行政法人情報通信研究機構 ネットワークセキュリティ研究所 平 和昌 所長 
 

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主催者挨拶 山下部長  

セミナー会場の様子
連絡先
  情報通信部電気通信事業課/電話:(082)222−3375

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