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山口市で「放送セミナー2017in山口」を開催
〈4K・8K放送の魅力や管内ローカル局の優良事例を発表〉

  中国総合通信局(局長:元岡 透)は、中国情報通信懇談会(会長:苅田 知英)、テレビ受信向上委員会との共催により、平成30年2月6日(火曜日)、今年12月からBSや110度CSで始まる新4K8K衛星放送の魅力や視聴にあたっての受信環境の整備について理解を深め、管内ローカル放送局の優良取組事例を紹介するためのセミナーを山口市で開催し、放送事業者、CATV事業者、電器店・工事店、自治体などから90名の参加がありました。
  概要は以下のとおりです。

  • 講演I「新4K8K衛星放送に向けた取り組み」PDF【2MB】
    講師:NHK広島放送局 技術部(送受信技術) デスク 佐伯 顕真 氏
      4K・8Kの魅力は、4Kは現在のハイビジョン(2K)に比べて4倍の画素数、8Kは16倍の画素数で構成され、細部まで高精細な画質と大迫力の臨場感を楽しんでいただけること。2020年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会の中継では、多くの視聴者に4K・8K番組を楽しんでもらえるよう推進していきたい、と今後の抱負を述べられました。

  • 講演II「新4K8K衛星放送での電波干渉抑止とSHマーク規格について」PDF【3MB】
    講師:サン電子株式会社 埼玉事業所開発部 副部長 藤高 丞士 氏
      4K・8K衛星放送の受信には左旋偏波に対応したアンテナが必要となることや、ブースター、分配器、壁面端子、分波器などもアンテナ出力信号の3,224MHz伝送に対応した機器が必要となること。また、機器選択にあたっては電波干渉がポイントで、一定以上の性能を有するスーパーハイビジョン衛星放送受信に適した衛星アンテナ、受信システム機器に付与されるシンボルマーク(SHマーク)登録品の使用を推奨することなどをお話しされました。

  • 講演III「ローカル局の優良事例紹介」

  会場内では、8Kテレビの機器展示・実演も行われ、参加者に8Kテレビの魅力を体感していただきながら、寄せられた熱心な質問等に担当者が答えていました。
  中国総合通信局では、今後も4K・8K放送の普及に資する施策を推進してまいります。

実証実験で使用したドローン

セミナーの模様

搬送する検体のイメージ

8Kテレビの機器展示・実演

連絡先:放送課/電話:082-222-3382

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