今年4月に北陸総合通信局長に就任した安東高徳です。着任後から北陸地域(石川県、富山県、福井県)の沢山の関係者にお会いして一層の連携をお願いするとともに、能登の現状を公私の機会に直接目にして復興への思いを新たにしております。
全国の約3%前後の人口と国土面積を占める北陸地域に込められた、ものづくり産業の技術力、能登の災害に向き合ってきた経験、地域で支え合う強い結びつきなどの強みを活かし、能登の復興に粘り強く取り組みつつ、情報通信というその他あらゆる分野を支える社会基盤を通じて最前線で北陸地域に向き合い、地域の安全・安心、そして経済成長を支え、日本全体の発展に結びつけていきます。「北陸の元気は日本の元気」という思いで取り組んでまいります。
<情報通信による粘り強い復興支援と地域の安全・安心の実現>
能登半島地震、奥能登豪雨で被災した情報通信基盤は、関係者の皆様のご尽力により、住民の皆様が生活するエリアでは概ね復旧が完了しています。しかし、復興はまだ途上です。通信・放送インフラは地域に不可欠な情報を提供する「ライフライン」であるという認識のもと、被災地の復興に向け、地域の自治体、地域の通信・放送事業者と連携し、引き続き情報通信インフラの再整備・充実を粘り強く進めます。また、情報通信分野における消費者保護、安全・安心なデジタル空間の確保にも努めてまいります。
<情報通信による北陸地域の経済成長の実現等>
北陸地域をさらに元気にするための一手を着実に打っていくことも極めて大切です。情報通信インフラはあらゆる産業の成長を支える「インフラの中のインフラ」という認識のもと、地域の経済界、行政機関、大学などと連携して、情報通信分野における地域発スタートアップの創出、人材育成やイノベーション促進、地域DXの推進、サイバーセキュリティ対策の強化、情報通信インフラの着実な整備、良好な電波利用環境の維持などに取り組み、北陸地域の力強い経済成長に貢献します。
私は、以上の取組を実現するため、「ほ・く・り・く」の4つを大切にします。具体的には、上述の方向性を皆で共有し(「ほ」)、北陸の地域特性、自治体や事業者の置かれた状況、住民の声など、現場にくわしい総合通信局として(「く」)、部署を越えた情報共有、相互理解、関係機関との連携といった理解と連携を大切にし(「り」)、丁寧な仕事、誠実な対応、説明責任の積み重ねによって地域の皆様からの信頼をくみ上げていく(「く」)ことです。その上で、職員全員と「強く、そして、やさしい」総合通信局を目指します。
今後とも、北陸地域の皆様からのご支援、ご協力を賜りますよう、何卒よろしくお願いします。
令和8年7月1日
北陸総合通信局長