「小松市・加賀市・能美市」の一部並びに「かほく市」の一部におけるデジタル混信
石川県「小松市」「加賀市」「能美市」の一部、並びに「かほく市」の一部において、春から秋頃までの間、電波の異常伝搬による受信障害が発生する場合があることが確認されました。
このような受信障害の解消に向け、北陸総合通信局及び石川地上デジタル放送推進協議会では、それぞれの地区毎に「地上デジタル放送のデジタル混信に対する対策計画」を策定し、以下のとおり公表しています。
各地区の対象計画は、別紙1(「小松市」「加賀市」「能美市」の一部)及び別紙2(「かほく市」の一部)
とおりであり、この対策経費の一部については国の助成の対象となる場合があります。
なお、対策の概要及びお問い合わせ先につきましては、別紙3(小松・加賀・能美市向け)及び別紙4(かほく市向け)
のパンフレットをご参照ください。
日本海海上で太陽光により温められた海水から水蒸気が発生し、海上に「ダクト」と呼ばれる大気の温度分布が上下逆転する層が突発的に発生します。
この「ダクト」の中では、電波の屈折率が通常と異なるため、通常届くことのない遠距離の電波が伝わることがあります。
同じチャンネル(周波数)の電波が混信すると、受信障害が発生し、ブロックノイズ」とよばれるモザイク状の模様が画面にあらわれます。
障害がひどくなると、映像が映らなくなり、「受信できません」や「現在放送されていません」などのメッセージがテレビ画面に表示されます。
混信は春から秋頃までの期間で、気象条件により突発的に発生し、障害の発生時間は、短い時もあれば、長い時もあり一定していません。