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兼六園及び金沢能楽美術館において「公開通信試験」を実施 〜ICTを活用した観光情報支援システムの実証〜

 調査検討会では、これまで2回の審議を行い、北陸地域の観光施設や美術館・博物館において、観光客等に高精細映像や複数の外国語音声による観光情報サービスを行うシステムの検討を進めて参りました。
 今回、石川県金沢城・兼六園管理事務所と財団法人金沢芸術創造財団のご協力により、高速化が進む無線LANを活用した観光情報支援システムを兼六園で、地上デジタル放送の携帯端末向けワンセグの映像配信技術を活用した観光情報支援システムを金沢能楽美術館でそれぞれ構築し、技術的条件などの実用化に向けた課題を明らかにするため、通信試験を行い、下記のとおり同施設を訪れた観光客等に公開し、実際に構築したシステムを体験していただきました。

「ワンセグ映像配信技術を活用した観光情報支援システム」

1 日時 平成20年2月8日 10:30〜12:00

2 場所 金沢能楽美術館

3 システムの概要
システムの概要

4 システムの体験
  ワンセグ対応の携帯端末を使って、能楽美術館内の紹介や展示物(草薙を演ずる日本武尊の木彫)の説明を、日本語と中国語による映像と音声で体験していただきました。

事務局によるシステム説明の様子 
事務局によるシステム説明の様子

モニターによる体験の様子  モニターによる体験の様子
モニターによる体験の様子

「高速無線LANを活用した観光情報支援システム」

1 日時 平成20年2月8日 14:00〜16:00

2 場所 兼六園

3 システムの概要 システムの概要

4 システムの体験
・ノートパソコンを携帯端末に見立てて、兼六園内の「内橋亭」や「梅林」の説明を、日本語と中国語による映像と音声で体験していただきました。

・自分の近くにある史跡や工作物などのランドマークを選択することにより、位置情報として、見ている向きからの自分の位置を園内図に表示できることを体験していただきました。

事務局によるシステム説明の様子
事務局によるシステム説明の様子

モニターによる体験の様子  モニターによる体験の様子
モニターによる体験の様子

体験アンケートを記入するモニター
体験アンケートを記入するモニター

 なお、この通信試験の結果は、3月上旬開催予定の第3回検討会で報告され、最終的に3月末に報告書として取りまとめることとしています。

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