規正用無線局について
規正用無線局
規正用無線局は、法律などの電波を適正に使用するルールに違反している無線局に対して、直接「不法電波による運用を即時に止めるよう指導する」ために開設された無線局です。
地方総合通信局では、不法・違法に運用されている無線局に対して、規正用無線局から直接「警告・注意」を行うことによって、違反している人に法律に違反していることを自覚してもらい、電波の発射を停止することや正しいルールに基づいた無線局の運用を指導しています。
なお、不法無線局による運用を発見した際には、ひとつの例ですが「こちらは、でんかんきせいとうきょう 総務省 関東総合通信局です。あなたの発射している電波は電波法違反であり、多くの人の迷惑になっています。直ちに電波の発射を中止してください。」の旨の内容で警告・注意を行っています。
規正用無線局から、このような規正を受けた場合には、直ちに違法な電波の発射を停止してください。また、無線局の免許が無い場合には無線設備の設置自体が違法ですので、直ちに設備を撤去する必要があります。
規正の対象となる無線局
- 不法CB無線 (27メガヘルツ帯)
漁業用の無線に混信妨害を与えたり、テレビなどの受信障害原因になります。
- 不法パーソナル無線 (900メガヘルツ帯)
携帯電話や防災用の無線などに混信妨害を与えます。
- 不法アマチュア無線 (28メガヘルツ帯、52メガヘルツ帯、145メガヘルツ帯、435メガヘルツ帯、1250メガヘルツ帯)
業務用の無線や正しいルールに則って運用しているアマチュア無線に混信妨害を与えます。
規正用無線局の運用の概要
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