大学等において無線通信に関する科目を履修して卒業した方の取得できる資格と免許証申請方法は、次のようになっています。
学校の区分 | 取得できる無線従事者資格 |
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大学 | 第1級陸上特殊無線技士 第2級海上特殊無線技士 第3級海上特殊無線技士 |
短期大学 | 第2級陸上特殊無線技士 第2級海上特殊無線技士 第3級海上特殊無線技士 |
高等専門学校 | 第2級陸上特殊無線技士 第2級海上特殊無線技士 第3級海上特殊無線技士 |
高等学校 | 第3級陸上特殊無線技士 第2級海上特殊無線技士 |
・無線機器学その他無線機器に関する科目
・電磁波工学その他空中線系及び電波伝搬に関する科目
・電子計測その他無線測定に関する科目(第3級海上特殊無線技士を除く。)
・電波法規その他電波法令に関する科目
・通信工学
・通信技術(電波法令)
この制度を利用して、免許証の申請をする場合の申請書の提出先は、卒業した学校の所在地を管轄する総合通信局または申請者の住所地を管轄する総合通信局です(申請書の提出先)。
申請に必要な書類等は、次のとおりです。なお、2資格を同時に申請する場合、氏名及び生年月日を証する書類、卒業証明書、科目履修証明書、履修内容証明書、免許証送付用封筒の提出は、1部ずつでかまいません。
申請書の入手方法
資格に関係なく一律 1,750円 です。
郵便局で販売されている収入印紙を申請書の所定の欄にしっかりと貼ってください。
この場合、割印や消印は、絶対にしないでください。
申請書に、住民票コード、無線従事者免許証の番号、電気通信主任技術者資格者証の番号又は工事担任者資格者証の番号を記載してください。
記載できない場合には、次のいずれかの書類が必要になります。
戸籍抄本、住民票の写し(写しとはコピーのことではありません)、印鑑登録証明書、外国人登録原票記載事項証明書など。(いずれもコピーされたものは不可)
申請の前6ヶ月以内に撮影した無帽、正面、上三分身(顔のみ不可)、無背景のものであって、縦30mm、横24mmの白ふちのないものです。
写真裏面には、申請する資格、氏名を忘れずに記入してください。
なお、卒業した学校が科目内容の確認手続きを行っている場合は、履修内容証明書の提出は、不要です。
免許証が入る大きさの封筒(定形)に、必要額の返信用の切手を貼り、送付先の住所、氏名等を記入したもの。
なお、郵便事故による亡失を防ぐため、できる限り簡易書留等をご利用されることを推奨いたします。
その他、記載方法等の注意事項については、電波利用ホームページを参照してください。
電波利用ホームページ
* 医師の診断書は原則不要ですが、総務大臣又は総合通信局長から特に指示があった場合には、必要となります。