【目的、概要等】 近畿総合通信局では、災害の発生によって、電気通信設備や放送設備等への電力供給が途絶し、情報伝達に係る重要な情報通信ネットワークの維持に支障が生じた場合に、地方公共団体又は電気通信事業者、 放送事業者等に対して移動電源車を貸与し、必要な電力供給を支援することにより、重要な情報通信ネットワークの維持を支援する態勢を整えています。 |
地方公共団体、電気通信事業者及び放送事業者等では、災害発生時に防災行政無線、携帯電話基地局又は放送中継局等の設備への電源供給が停止した場合に備えて、予め非常用蓄電池装置を整備しています。
しかし、東日本大震災等の大規模災害が発生した場合には、長時間にわたって電源供給が絶たれることになるため、非常用蓄電池装置のみで対応することが困難となります。
そこで、総務省では、情報通信ネットワークの機能を応急的に確保できるようにする目的で移動電源車を貸与することとしています。
移動電源車は、地方公共団体又は電気通信事業者、放送事業者等(借受者が民間事業者である場合、有償貸与になります。)から当局に要請があれば、総務省又は借受者において搬送し貸与します。
当局が保有する小型移動電源車の運用に際しての電気主任技術者資格は不要です。
なお、車両走行及び発電に必要なガソリン燃料については、借受者において調達願います。
お問い合わせ先 防災対策推進室(06-6942-8504 夜間・休日は090-8889-0807) |