近畿総合通信局(局長:井上知義)は、2022年6月1日(水)、大阪市内のホテルで、近畿情報通信協議会(会長:虫明洋一/(株)毎日放送 代表取締役社長)とともに、令和4年度「電波の日・情報通信月間」記念式典を開催しました。式典には、関西経済界や地方公共団体、放送・通信関連事業者などから関係者約370名が出席しました。
冒頭、主催者である井上近畿総合通信局長が「誰一人取り残されないデジタル社会の実現に向け、現場主義を徹底し、関西のICT利活用の促進、デジタル変革を推進するとともに、安全・安心なICT利用環境の整備等や防災・災害対策に取り組む。」と式辞を述べ、続いて、近畿情報通信協議会の虫明会長から「情報通信の利用が大きくクローズアップされる昨今、改めて電波法・放送法の精神に立ち返り、電波を利用し、情報通信に携わるものとしての自覚と責任と持って日々の業務に取り組む必要がある。」と挨拶がありました。
式辞(井上近畿総合通信局長)
主催者挨拶(近畿情報通信協議会 虫明会長)
式典では、電波利用や情報通信の発展、普及などに関して多大な貢献をされた6個人3団体に対して表彰を行いました。
【表彰を受けられた方々(敬称略)】
「電波の日」近畿総合通信局長表彰 | ・谷 正昭(滋賀県電波適正利用推進協議会 会長) ・渡辺 尚(大阪大学大学院情報科学研究科 教授) ・独立行政法人海技教育機構海技大学校 |
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「情報通信月間」近畿総合通信局長表彰 | ・中川 賀史(公益財団法人大阪産業局 プロジェクトアドバイザー) ・若宮 直紀(大阪大学大学院情報科学研究科 教授) ・神戸学院大学附属高等学校 ・株式会社ベイ・コミュニケーションズ |
近畿情報通信協議会会長表彰 | ・荒木 優(朝日放送テレビ株式会社技術局技術戦略部) ・山内 雪路(大阪工業大学情報科学部ネットワークデザイン学科 教授) |
その後、記念講演会として、公益社団法人2025年日本国際博覧会協会 理事・副事務総長の櫟 真夏氏より、日本の国家戦略であるSociety5.0の実現に向け、未来社会の実験場となる「大阪・関西万博」の最新動向についてご講演いただきました。