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地域コンテンツ流通促進講習会を開催(2022.11.8)

2022年12月1日 掲載

開催挨拶(井上局長)

 近畿総合通信局は、2025年へ向けたXR・メタバース等を活用した地域コンテンツの情報発信の方法を学ぶことを目的とした講習会を、11月8日(火)大阪市内の会場(國民會館大ホール)とオンラインで同時開催しました。当日は、地方公共団体や映像制作者など70名を超える方々にご参加いただきました。

1 「未来のバーチャルビーイング メタバース時代の身体とバーチャル大阪パビリオン」 

 まず、2025 年日本国際博覧会(大阪・関西万博)大阪パビリオン推進委員会 ディレクターであり、バーチャル大阪 監修者でもある佐久間洋司氏から、メタバースの定義や活用事例、そして、2025年大阪・関西万博に先がけ、大阪の魅力を国内外に発信することを目的に開設された都市連動型メタバース「バーチャル大阪」と、2025年大阪・関西万博における大阪パビリオンのバーチャルコンテンツ「バーチャル大阪館(仮称)」のコンセプトについて紹介いただきました。『2025年大阪・関西万博に向けて、世界に大阪の魅力を発信し、バーチャルの世界にとどまらず、リアルの都市・大阪とも互いに影響しながら、大阪により良い変化を促していきたい』とお話しいただきました。

2 「匠の動きをVRで再現。VR活用の可能性」

 次に、株式会社IMAGICA Lab.大阪プロダクションセンター プロデューサーの徳本武氏から、スポーツ、伝統芸能、匠の技などを最新技術で後世に残す取組である「Motion Archive®」について、お話いただきました。「Motion Archive®」は、アスリートや演者の動きをモーションキャプチャや3D ボディスキャンなどの最新技術により三次元データで記録し、現在、再現可能な技術としてVRデバイスで表示するものです。これにより、二次元映像では表現できない動きを可能とし、様々な視点から見ることができます。講演では、「Motion Archive®」の事例として第69代横綱白鵬関の偉業を後世に残すためのプロジェクトなどについても紹介いただきました。

 

 講演終了後には、講師と参加者による名刺交換会と白鵬関との大相撲の取組を体感することのできるVR体験が行われ、講師と参加者との交流が積極的に行われるなど盛況のうちに終了しました。

 


名刺交換会


VR体験

 

 近畿総合通信局は、今後とも、他の関係機関と連携して、地域コンテンツの情報発信を促進する取組を行ってまいります。


<関連資料>

連絡先

近畿総合通信局 情報通信部 情報通信連携推進課
電話:06-6942-8623

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