関西デジタル・マンス実行委員会(※1)は、「関西デジタル・マンス」(※2)のクロージングイベントとして、DXに取り組む先進企業を表彰する「KANSAI DX AWARD 2023 表彰式」を2023年10月30日(月)に大阪市内の会場で開催し、関西経済界や地方公共団体、受賞企業などから約180名(現地101名、オンライン75名)が出席しました。
※2 関西デジタル・マンス
関西のDX推進の機運を醸成するため、毎年10月を「関西広域でのDX推進強化月間」とし、官民連携により様々な取組を実施します。
審査委員による厳正なる審査の結果、以下のとおり7社が受賞し、栄えある「KANSAI DX AWARD 2023」のグランプリは、DXの推進事例として最も優秀であるとして、有限会社ゑびやが受賞しました。また、近畿総合通信局長賞は、ICTを利活用し地域の魅力向上・活性化につながるDXに取り組まれているとして、株式会社センサーズ・アンド・ワークスが受賞しました。なお、受賞企業の概要及び受賞理由などについては、別紙のとおりです。
「KANSAI DX AWARD 2023」受賞企業一覧
各賞 | 受賞企業(敬称略) |
---|---|
グランプリ | 有限会社ゑびや |
先進的アイデア賞 | 株式会社竹中工務店 |
地域課題解決・地域貢献賞 | 三井住友海上火災保険株式会社 |
企業連携賞(2社受賞) | 西日本旅客鉄道株式会社 株式会社木幡計器製作所 |
近畿総合通信局長賞 | 株式会社センサーズ・アンド・ワークス |
近畿経済産業局長賞 | 錦城護謨株式会社 |
<グランプリの表彰>
KANSAI DX AWARD 2023審査委員長である慶應義塾大学の宮田裕章教授から受賞企業である有限会社ゑびやへ表彰状の授与が行われました。
<近畿総合通信局長賞の表彰>
菱沼 宏之(ひしぬま ひろゆき)近畿総合通信局長から受賞企業である株式会社センサーズ・アンド・ワークスへ表彰状の授与が行われました。
表彰にあたり、菱沼局長から受賞企業に対し、「安価で広範囲な人流データサービスは、自治体等が利用する上でも非常にポイントが高く、このサービスを活用してスマートシティや防災DX等の推進が期待されるものであり、今後も地域の魅力向上や課題解決に寄与していただきたい。」と激励のコメントを述べました。
<受賞全企業>
表彰式に続き、審査委員長である宮田氏の講演では、デジタル化が世界に及ぼしている変化や価値観の変革の可能性、また、同氏がプロデューサーとして携わられている大阪・関西万博のテーマ事業についてお話いただきました。
最後の行政DX事例発表では、兵庫県加古川市及び大阪府から現在取り組まれている事例を紹介いただきました。
近畿総合通信局では、今後もICTを利活用した地域の魅力向上・活性化につながるDXの取組を推進してまいります。