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学生向け「サイバーセキュリティ体験講座(入門編)」を開催(2024.9.4)

2024年9月27日 掲載

 関西サイバーセキュリティ・ネットワーク(関西SEC-net)事務局※は、2024年9月4日(水)、学生を対象に「初歩から学ぶフィッシング詐欺の仕組みと対策 サイバーセキュリティ体験講座(入門編)」を開催し、大阪市内の会場とオンライン合わせて約70名の方々が参加されました。

 サイバーセキュリティに対する脅威がますます悪質化、巧妙化している現状を踏まえ、サイバーセキュリティへの興味、意識を高めていただくことを目的とし、今回は生活にも身近で被害が深刻化している「フィッシング詐欺」を取り上げ、特定非営利活動法人日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)から講師を招き、最新のセキュリティ動向についてお話いただくとともに、その対策の基礎を学べる演習を行いました。

◎講話「サイバーセキュリティの学び方」

 JNSA 教育部会/株式会社ラック 新規事業開発部 主席研究員 長谷川 長一 氏より、サイバーセキュリティの原則や基本的概念、スキルを習得するための学習方法等についてご講演いただきました。

長谷川 長一 氏
長谷川 長一 氏
 
◎講義「あなたも騙される?身近に潜むフィッシング攻撃の脅威」

 JNSA 教育部会/株式会社日立製作所 情報セキュリティリスク統括本部 主任技師 青木 翔 氏より、フィッシング攻撃について、その手口や対策、被害に遭ったときの対処法等についてご講義いただきました。

青木 翔 氏
青木 翔 氏
 
◎演習「フィッシング対策の実機演習」

 JNSA 教育部会/マイクロソフト カスタマープロテクション リスクマネージャー 垣内 由梨香 氏が講師となり、参加者自身のPCを使って演習用の模擬フィッシングメールを解析し、フィッシングに利用される手口や対策技術を学びました。

垣内 由梨香 氏
垣内 由梨香 氏

演習の様子
演習の様子

 

 あらゆる産業分野においてITの利活用が不可欠になっている中、サイバーセキュリティの重要性の認識醸成に併せてサイバーセキュリティに関する人材育成も重要になっています。
 近畿総合通信局では、今後とも関西SEC-netの活動に取り組み、他の関係機関と連携してサイバーセキュリティ対策の周知・啓発に取り組んでまいります。

※ 関西サイバーセキュリティ・ネットワーク(関西SEC-net)
 近畿総合通信局、近畿経済産業局、一般財団法人関西情報センターを共同事務局として、産学官等が連携し、関西におけるサイバーセキュリティの重要性についての認識の醸成及び情報交換の活性化を図るとともに、サイバーセキュリティの向上に資する人材の発掘・育成の円滑化を進めます。

<関連資料>

連絡先

近畿総合通信局 サイバーセキュリティ室
電話:06-6942-8623

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