関西デジタル・マンス実行委員会(※)は、「関西デジタル・マンス」のクロージングイベントとして、DXに取り組む先進企業を表彰する「KANSAI DX AWARD 2024 表彰式」を大阪市内の会場とオンラインの併用にて開催し、関西経済界や地方公共団体、受賞企業などから220名(現地150名、オンライン70名)が参加しました。
昨年創設された「関西デジタル・マンス」は、関西のDX推進の機運醸成を図るため、10月を「関西広域でのDX推進強化月間」とし、DXに関する講演会やセミナーなど80を超える様々なイベントを関西の企業・団体・自治体等が一丸となって実施してきたもので、その締めくくりとなるクロージングイベントにおいて「KANSAI DX AWARD 2024」の表彰式や講演会が開催されました。
企業の先進事例を広く発信することで、取組の参考としていただくとともに、関西のDXの取組の底上げを図ることを目的とし、DXに取り組む関西の先進企業を表彰する「KANSAI DX AWARD 2024」(審査委員長:宮田裕章 慶應義塾大学医学部教授)の表彰式が行われました。
審査委員会による厳正なる審査の結果、9団体が受賞しました。
<グランプリの表彰>
栄えある「KANSAI DX AWARD 2024」のグランプリは、コマツ株式会社と同志社大学の合同チームが受賞しました。
両者の産学連携により開発された『AIを活用した壁紙識別アプリ』は壁紙の判定率90%以上で、インテリア業界全体における長時間労働や人材不足の解消に寄与するものとして、表彰されました。
<近畿総合通信局長賞の表彰>
近畿総合通信局長賞は、ICTを利活用し地域の魅力向上・活性化につながるDXに取り組まれているとして、株式会社eWeLLが選ばれ、藤田局長から表彰状の授与が行われました。
同社は、在宅医療におけるDX推進により人手不足を解消するとともに、看護ケアの質を高めることで在宅療養者の生活の質向上に寄与するなど、地域の課題解決の観点から特に優れているものとして、表彰されました。
「KANSAI DX AWARD 2024」受賞企業一覧
各賞 | 受賞企業 |
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グランプリ | コマツ株式会社、同志社大学 |
金賞(大企業部門) | ダイハツ工業株式会社 ダイドーグループホールディングス株式会社 住友電気工業株式会社 |
金賞(中堅・中小企業部門) | 株式会社パーシテック IXホールディングス株式会社 株式会社高速オフセット |
近畿総合通信局長賞 | 株式会社eWeLL |
近畿経済産業局長賞 | 株式会社ゲートジャパン |
受賞企業の概要及び受賞理由などについては、別紙のとおりです。
近畿総合通信局では、今後もICTを利活用した地域の魅力向上・活性化につながるDXの取組を推進してまいります。