地上デジタル放送対応の施設改修方法(棟内共聴システム)
同一周波数パススルー方式(棟内共聴システム)
伝送設備がUHF対応であれば改修は軽微で済みます

- 一般的な棟内共聴システムについては、図のようにヘッドエンド装置を用いず、アンテナで受信した電波をブースタで増幅して、そのまま各戸のテレビ端子分だけ分岐・分配しています。
- このブースタがUHF伝送に対応していないタイプ(VHF専用等)の場合は交換が必要となります。
- その他、一戸建てのお宅にも言えることですが、分岐・分配器について「VHF専用」の機器を使用している場合は、同様に取替えが必要となります。
- ただし、現在では、V/Uともに通す機器が普及品となっており、相当に古い機器でないかぎり、交換が必要となるのは稀なケースかと思いますので、ご確認のみお願いします。
- UHF対応の機器が高価だった頃に建てられた「古い建物」や末端までの距離や分岐数が多いために伝送効率を重視しなければならなかった「大規模なビル」などでは、棟内伝送にVHF帯専用機器を用いていることがありますので、ご確認をお願いします。
ページトップへ戻る