総務省トップ > 組織案内 > 地方支分部局 > 東北総合通信局 > 山間地等の地形的要因による「辺地共聴施設」

山間地等の地形的要因による「辺地共聴施設」

山間地等の地形的要因による「辺地共聴施設」


  • 山陰等、地形的な原因で電波の届きにくい地域には、山上や電波の見通しの効く場所にアンテナを設置して、周辺の住民が共同で運営するテレビの共聴施設があります。
  • このような山間地の電波は、複数の中継局を介したり、遠距離から来る電波を捉えたりするため、あまり画像の良いものではありませんでしたが、地上デジタルテレビ放送は、このような地域にも親局から発射されるものと遜色のない画像を伝送することができます。
  • しかし、これらの共聴施設の多くも「VHF伝送」方式でテレビの電波を流しているため、地上デジタルテレビ放送対応のための改修の必要があります。
  • 改修にあたっては、受信している放送局のデジタル化の時期を確認し、開局にあわせて、伝送路の改修のための具体的な検討に入り、改修工事を進められることをお勧めします。
  • 改修方法は「同一周波数パススルー方式」(地上デジタルテレビ放送のチャンネルを変えないで伝送路の帯域を広げて伝送する方式)と「周波数変換パススルー方式」(伝送路の帯域を変えないで地上デジタルテレビ放送のチャンネルを変換して伝送する方式)に大別されます。

ページトップへ戻る