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「医療分野における電波の安全性に関する説明会」を開催

令和3年10月14日

 
 現在の医療現場では、医用テレメータのような医療機器やタブレット端末や無線LANのような通信機器による電波の利用が必要不可欠なものとなっています。さらには、コロナ禍への対応として、オンライン診療やオンライン面会の導入が進んでいます。Withコロナ時代を迎えて、医療分野における電波の安全利用に対するニーズがますます高まってきています。
 このような背景のもと、東北総合通信局(局長:杉野勲)は、東北地域の医療機関における電波利用推進協議会(座長:相澤康弘※1)をはじめとする関係団体との共催により、令和3年9月25日(土)に「医療分野における電波の安全性に関する説明会」を開催しました。当日はオンライン方式による開催であったことから東北管内のほか全国の医療関係者の方々から定員を超える約70名のご参加をいただきました。
 説明会では、まず、東北総合通信局電波監理部長から総務省の取組として電波環境協議会※2の活動報告等について説明を行いました。
 続いて、加納隆氏※3を講師にお迎えし、本年7月に改定された「医療機関における安心・安全な電波を利用するための手引き」について現場での実例も交えつつ、わかりやすくご説明をいただきました。改定版では、初版発行後の調査活動、医療現場での最新情報、手引きの使いやすさの改善が盛り込まれています。
 東北総合通信局では、説明会に加え、医療機関への専門家派遣を行うハンズオン支援も実施するなど、今後も地域の医療現場のニーズに応じた電波の安全な利用環境の整備に取り組んでまいります。

※1 東北文化学園大学工学部臨床工学科 学科長 教授
※2 学識経験者、関係省庁及び業界団体等で構成。不要電波による障害を防止し除去するための対策を協議することを目的として設立。
※3 滋慶医療科学大学大学院 特任教授/埼玉医科大学 名誉教授
 

 医療機関における安全な電波利用の取組

【医療機関における安全な電波利用の取組】

連絡先

  東北総合通信局
  電波監理部電波利用環境課
  TEL 022-221-0676

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