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「サイバーインシデント演習in東北」を開催

令和4年3月14日

 東北総合通信局(局長:杉野 勲)及び東北地域サイバーセキュリティ連絡会は、企業・団体の経営層・マネジメント層やセキュリティ担当者向けに、「サイバーインシデント演習in東北」を2月22日(火)及び3月2日(水)にオンラインで開催しました。
 近年、世界的にサイバー攻撃を起因としたサイバーインシデントが増加しており、攻撃の手法も高度化・巧妙化しています。万が一、サイバー攻撃を受けた場合には、迅速な対応により被害拡大を抑止することが極めて重要であり、全社的な体制構築、対応手順の準備等、日頃からサイバーインシデントへの備えが不可欠です。
 本演習は、サイバーインシデントについて一連の対応を擬似的に体験いただくことで、各組織におけるインシデント対応能力やセキュリティ意識の向上を図ることを目的として実施したものです。
  本演習は、第一部は有識者による講演、第二部はグループに分かれての演習と、二部構成で行いました。
 
開催日 2月22日(火) 3月2日(水)
対象者 主に経営層・マネジメント層 主にセキュリティ担当者
参加人数 約20名 約25名
第一部
【講演】
事業経営の観点から見るサイバーセキュリティリスクの特定と対応戦略
大野博堂 氏
(株)NTTデータ経営研究所 パートナー
金融政策コンサルティングユニット長
東京工業大学大学院サイバーセキュリティコース講師
第二部
【演習】
ホームページのWebサーバの脆弱性による改ざん 端末のランサムウエア感染による情報漏洩
 第一部では「事業経営の観点から見るサイバーセキュリティリスクの特定と対応戦略」と題して、大野博堂氏((株)NTTデータ経営研究所 パートナー 金融政策コンサルティングユニット長、東京工業大学大学院サイバーセキュリティコース講師)より講演をいただきました。

【講演の模様】

【講演の模様】 
 
 第二部は、少人数のグループに分かれて、インシデントのシナリオに沿って「情報収集」「内容調査」「封じ込め対応」「根絶に向けた対応」「復旧対応」のフェーズごとにディスカッションを行い、擬似的にインシデント対応を体験していただきました。

【演習の模様】

【演習の模様】
 
 参加者からは、サイバーインシデント発生時の初動対応や平時における従業員の意識醸成に対する重要性を認識できたなどの声がありました。
  東北総合通信局及び東北地域サイバーセキュリティ連絡会では、本演習の参加者からの声も参考にしつつ、今後も管内の企業・自治体等におけるサイバーセキュリティ対策に関する人材育成等の取組を推進してまいります。

連絡先

東北総合通信局
サイバーセキュリティ室
TEL 022-221-0626

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