「CTFワークショップin仙台」を開催

令和5年2月13日

 東北総合通信局(局長:蜩 智)及び東北地域サイバーセキュリティ連絡会は、サイバーセキュリティに関心を持つ学生を対象とした、「CTFワークショップin仙台」を2月4日(土)に開催しました。

(注)CTFとは、Capture The Flagの略で旗取りゲームのことです。情報セキュリティ分野において、専門知識や技術を使ってデータやWebサイトの中に隠された答えを見つけ出し、獲得した合計点数を競うものです。
 近年、インターネットが社会経済活動の基盤となる中、サイバーセキュリティ上の脅威が悪質化・巧妙化し、その被害が深刻化しています。スマートフォンやタブレット等の情報端末の普及により、その脅威は以前に増して身近なものになっていることを踏まえ、学生の方々にもサイバーセキュリティへの興味・意識を高めていただく事を目的として実施したものです。

 
開催日 令和5年2月4日(土)
対象者 サイバーセキュリティに興味のある若年層(大学院生、大学生、高専生、短大生、専門学校生、高校生、中学生)
参加人数 26名
講師 国立研究開発法人情報通研究機構(NICT)
ナショナルサイバートレーニングセンター長
園田 道夫 氏
第1部【講演】
「セキュリティとCTF」
第2部【講演】
「CTFワークショップ」
 
 第1部では、最近のサイバー攻撃の世界的な傾向やサイバー攻撃がビジネスモデル化されていることの事例、サイバーセキュリティへの対応能力向上とCTFの関係などについて、園田氏から講演していただきました。
 第2部では、参加者各自の点数を競う形式でCTFを体験していただきました。園田氏とともに出題者である(株)セキュアサイクル代表取締役の服部 祐一氏より、ウェブサイトやファイル等に隠されているキーワード(Flag)を探し出す手法について説明いただいた後、クイズ(Flagを探し出す難易度によって点数が異なる)に挑戦していただきました。
園田氏による講演の模様(左)

   【園田 道夫 氏による講演の模様】

演習の模様(右)

   【演習の模様】

 東北総合通信局及び東北地域サイバーセキュリティ連絡会では、本ワークショップの参加者からの声も参考にしつつ、今後もサイバーセキュリティに関心を持つ若年層等におけるサイバーセキュリティ対策に関する人材育成等の取組を推進してまいります。

連絡先

東北総合通信局
サイバーセキュリティ室
TEL 022-221-0626

ページトップへ戻る