令和6年5月28日
東北総合通信局では、令和6年度の重点施策(DXpand Tohoku 〜デジタルの力を東北の力に〜)の一つとして「災害時における通信の確保と関係機関との連携強化」を掲げ、電源設備、衛星通信設備、臨時災害放送局用設備等の無償貸与について、県や市町村などに広く周知を行っています。
この取組の一環として、5月26日(日)、青森県鶴田町において開催された「岩木川総合水防演習(主催:岩木川流域13市町村、青森県、国土交通省東北地方整備局)」の防災展に参加し、災害時に地方公共団体等に貸出しを行うことができる衛星携帯電話等の災害対策用移動通信機器、衛星インターネット機器、通信ネットワークを応急復旧するICTユニット、臨時災害放送局機材等の展示を行いました。
また、当局と同じブースにおいて、NICTレジリエントICT研究センターの研究成果である、NarveNet(ナーブネット)を展示・デモにより紹介しました。
防災展には30団体が出展し、会場には演習参加者や見学者を含め約1,900人が参加・来場されました。当局のブースにも、一般の方をはじめ、防災関係機関の方々など多くの来訪者があり、当局の災害対応に強い関心をお寄せいただきました。
当局では、引き続き、地方公共団体等主催の防災訓練に参加することにより、地域の方々に、東北総合通信局の防災・減災の取組について理解を深めていただくとともに、災害時における通信確保の対策等に取り組んでまいります。