令和6年度「みやぎ県民防災の日」総合防災訓練に参加
令和6年6月24日
東北総合通信局(局長:中沢 淳一)は、6月12日(水)に実施された令和6年度「みやぎ県民防災の日」総合防災訓練(※)に参加しました。
当局では、令和6年度重点施策(DXpand Tohoku)において「災害時における通信の確保と関係機関との連携強化」を掲げ、情報通信手段の確保に向けた災害対応の支援を円滑に行えるよう、陸上自衛隊、電気通信事業者及び防災関係機関等との連携強化を図っています。
訓練は、「6月12日(水)午前9時に三陸沖を震源とするマグニチュード9.0の地震が発生し、県内で最大震度6強、その他広い範囲で震度5強〜6弱を観測、大津波警報が発表され、県内で津波による浸水が多数発生した。」との想定で開始されました。当局から総務省・災害時テレコム支援チーム(MIC−TEAM)2名を宮城県庁に派遣し、宮城県災害対策本部及び電気通信事業者等と連携し、実災害さながらの緊張の中、以下の図上訓練に取り組みました。
- 重要通信の確保要請及び情報通信サービスに関する被災状況の把握
- 災害対策用移動通信機器、移動電源車、臨時災害放送局用機器等の被災自治体への貸与周知
- 被災自治体からの衛星携帯電話の貸与要請への対応
- 電気通信事業者等の被害・復旧状況等の連絡調整
- 災害対策本部会議における報告・説明
また、訓練当日は、宮城県をはじめとする県内自治体、国の出先機関、自衛隊、消防など62機関、約700人が参加しました。
引き続き、当局では、災害時における被災地域の情報通信の確保や情報通信基盤の復旧などのため、災害対策用移動通信機器、移動電源車及び臨時災害放送局用機器等の無償貸与の支援や電気通信事業者等との連携強化等を図るとともに、口頭等の迅速な方法での特例措置による重要無線通信に係る無線局の免許・変更等手続きに対応していきます。
詳しくは、当局ホームページをご覧ください。
https://www.soumu.go.jp/soutsu/tohoku/saigai_portal/saigai_info.html
(※)昭和53年6月12日に発生した「宮城県沖地震」を契機に宮城県は毎年6月12日を「みやぎ県民防災の日」と定め、原則6月12日に宮城県、県内自治体及び防災関係機関が相互の連携を図りつつ一体となった総合防災訓練を実施しています。
防災拠点・ライフライン調整チーム
(当局、電気通信事業者及び電気事業者)
災害対策本部会議で電気通信事業者等の
被害情報等を報告、説明するMIC−TEAM 1名
(一番左、一番右は村井宮城県知事)
連絡先
東北総合通信局
防災対策推進室
TEL 022-221-4333
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