総務省トップ > 組織案内 > 地方支分部局 > 東北総合通信局 > e−東北テレコムトピックス > 「サイバーインシデント演習in秋田」を開催

「サイバーインシデント演習in秋田」を開催

令和7年7月4日

 東北総合通信局は、東北地域サイバーセキュリティ連絡会との共催により、中小企業・団体等の経営者やセキュリティ責任者向けに、「サイバーインシデント演習in秋田」を6月26日(木)に開催しました。
 デジタル変革(DX)に向けた取組等を進める上で、様々なセキュリティインシデントへの対応を求められる機会が飛躍的に増えています。サイバー攻撃を受けた場合に備えて、社内で意識を持ち、体制を構築した上で、セキュリティインシデント発生時の対応方法や手順などを共有しておくことが重要です。

 本演習は最近のサイバーセキュリティインシデントの発生状況や、被害を最小限にとどめるための基本的事項を説明し、擬似的なインシデント発生時対応手順を体験して、組織内の基本方針やルールなどを考えていただくことを目的として開催しました。

開催日時 2025年6月26日(木)13:30〜17:30
場所 ANAクラウンプラザホテル秋田 シリウスI
秋田県秋田市中通2-6-1(JR秋田駅 徒歩3分)
講師 株式会社川口設計 代表取締役
川口 洋 氏
講演・演習 【第1部】:講演
「サイバー攻撃から事業を守るためにやるべきこと」
【第2部】:実機演習
【第3部】:机上演習
「セキュリティ事件・事故発生時の効果的な対応について〜ランサムウェアの脅威〜」
参加人数 44名

 第一部では、講演として、実際のインシデント発生事例からサイバーセキュリティの重要性、インシデント発生時に備えた対策・対応の流れなどについて説明がありました。

川口氏

【講演の模様】

 

 第二部では、パソコンを使用した実機演習として、業種が異なる4〜6人のグループに分かれて、各グループに配置されたパソコンに入っている6種類のファイルについて、どこに問題があるか、取扱いに際して注意するポイントはどこかを考えた演習を行いました。
 第三部では、机上演習として、各グループに分かれてランサムウェア攻撃を想定したインシデント対応を擬似的に体験していただきました。インシデント発生から対応の検討、対応に対する評価までのサイクルについて、参加者同士の活発な議論が行われました。

演習の模様1
演習の模様2
【演習の模様】
 東北総合通信局及び東北地域サイバーセキュリティ連絡会では、本演習の参加者からの声も参考にしつつ、今後も管内の中小企業・団体等におけるサイバーセキュリティ対策に関する人材育成支援等の取組を推進してまいります。
 なお、11月4日(火)に「サイバーインシデント演習in仙台」を開催します。9月下旬に参加申込開始の予定です。

連絡先

  東北総合通信局
  サイバーセキュリティ室
  TEL 022-221-0626

ページトップへ戻る