平成25年7月1日
東北総合通信局
総務省東北総合通信局、東北情報通信懇談会、情報通信月間推進協議会、電波利用推進東北フォーラム、東北電気通信協力会及び東北地方非常通信協議会は、6月19日(水)と20日(木)の二日間、仙台市(せんだいメディアテーク)において「ICT推進フェア 2013 in 東北」を開催しました。
本フェアは、ICTの利活用による地域情報化の推進と地域の活性化を目的に平成17年度から毎年開催しているイベントですが、東日本大震災以降は、ICTの利活用による震災からの着実な復興とICTを活用した災害対策の推進に関するセミナーや展示ブースを意識的に加えるなど、震災復興と耐災害対策に関する企画を中心に実施してきました。
東日本大震災から2年を経過した今年度は、被災地で得た教訓に基づく「大規模災害に備えた防災・減災対策」をテーマに掲げ、これまで研究開発されてきた新しい情報通信システムや総務省施策の説明、戦略的情報通信研究開発推進制度による研究開発の成果発表、関係者・団体による講演と防災ソリューション機器の展示、「災害に強い街づくり」をテーマとしたパネルディスカッションという構成で実施しました。
二日間にわたるセミナー及び展示のいずれも防災関係機関、地方自治体及び関係企業にとって有用な内容であり、特に、展示ブースでは多数の見学者が防災・減災対応の新しいシステム等に興味を持ち、担当者の説明を聞いておられました。
今般のフェアには、セミナーの参加者と展示ブースの見学者を合わせて、およそ1,000名の参加をいただいており、いつ発生するかわからない大規模災害に対する防災・減災対策への関心の高さが窺えました。
セミナー会場の模様
ソリューション展示模様
連絡先
東北総合通信局
情報通信部情報通信連携推進課
TEL 022-221-0753