東北総合通信局は、東北電気通信協力会と共催により、6月2日(月)仙台市内において、平成26年度「電波の日・情報通信月間記念式典」を開催しました。
式典には、受賞者、来賓をはじめとして、東北管内の行政機関、経済界、大学等学界の招待客約230名が参列しました。
はじめに、奥 英之東北総合通信局長の式辞として、「東日本大震災でお亡くなりになられた方々に哀悼と、被災者へのお見舞い申し上げる。総務省は、新たな復興街づくりを情報通信の面から引き続き支援していくとともに、今後の災害の被害を少なくするために、確実な伝達手段の確保に向けて取り組む。また、地方自治体をはじめ関係者との連携を図り、地域の実情やニーズを十分に踏まえた情報通信基盤の整備と地域の発展や課題の解決につながるICTの利活用の促進、新たなイノベーションの創出につながる研究開発の推進等に取り組む。さらには、東北6県の消費生活センター、教育委員会、PTA連合会など関係の皆様と連携し、電気通信サービスを巡るトラブルの防止や青少年のインターネットリテラシーの向上のための周知啓発等に取り組む。」旨を末永総務部長が代読しました。
次に、菅 俊秀東北電気通信協力会会長(日本放送協会仙台放送局 局長)より「本日から4Kの試験放送が始まり、ワールドカップサッカーでは8Kのパブリックビューイングが全国数箇所に設置されると聞いている。SNSに見られるように、情報の発信、収集も多様化してきている。災害時などの情報を的確に伝えることなど、国民の安全・安心を守る社会の構築に少しでも貢献できればと考えている。」旨の挨拶を行いました。また、来賓の三浦 秀一宮城県副知事及び藤ア 三郎助東北経済連合会副会長より祝辞をいただきました。
「電波の日・情報通信月間記念式典」の模様
さらに、東北地域において電波利用や情報通信の発展に貢献のあった6個人、9団体に対し、東北総合通信局長及び東北電気通信協力会長より表彰が行いました。
東北総合通信局長表彰 被表彰者の皆様
区分 | 被表彰者 | |
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電波の日 | 個人 | 大野 晃 元社団法人全国船舶無線工事協会東北支部支部長 |
陳 強 東北大学大学院工学研究科教授 | ||
団体 | いわき市市民協働部市民生活課(参事兼課長 坂本 博道) | |
宮城県唐桑無線漁業協同組合(代表理事組合長 三浦 理市) | ||
情報通信 月間 |
個人 | 安達 文幸 東北大学大学院工学研究科教授 |
大嶋 重利 山形大学大学院理工学研究科教授 | ||
加藤 寧 東北大学教授 | ||
中島 康治 東北大学電気通信研究所教授 | ||
団体 | 青森県立八戸工業高等学校 (校長 赤坂 裕一郎) | |
葛巻町(町長 鈴木 重男) | ||
仙台市消費生活センター(所長 吉田 幸江) | ||
「ふくしまっ子 10万人の笑顔プロジェクト」実行委員会 (福島テレビ・福島中央テレビ・福島放送・テレビユー福島・福島県) |
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情報通信の安心安全な利用のための標語 | 仙台市立三条中学校 (校長 小松 尚哉) 標語「書き込みで 記録と記憶に 残る傷」 |
東北電気通信協力会長表彰 被表彰者の皆様
区分 | 被表彰者 |
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団体 | 福島県LCクラブ (会長 比佐 信之) |
宮古舶用無線会 (会長 坂本 昭二) |
被表彰者の功績については、東北総合通信局報道資料(平成26年5月28日)をご覧ください。
https://www.soumu.go.jp/soutsu/tohoku/hodo/h260528a1001.html
連絡先
東北総合通信局
総務部総務課 企画広報室
TEL 022-221-0638