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「青森県地域情報化推進会議」を開催
― 青森県内の情報化の一層の推進に向けて ―

平成27年10月16日

 東北総合通信局は10月8日(木)、青森県青森市において「青森県地域情報化推進会議」を青森県、東北情報通信懇談会との共催で開催しました。
 本会議は、地域情報化の一層の推進を図ることを目的として、地方公共団体の情報化担当職員を対象に、総務省の地域情報化関連施策の概要等を説明するために毎年開催しているものです。

 会議ではまず東北総合通信局から「平成28年度総務省ICT関係重点政策」と題して、概算要求における事業内容や補助対象などについて具体例を示しながら説明を行うとともに、事業の実施にあたっては、公募案件が多くなっていることや公募時期が早まっていることなどから事業を希望する団体は準備を早めにする必要があることなど留意点についても説明を行いました。
 また、すぐに利用できる総務省の施策として、ICTの知見、ノウハウ等を有する人材を地方公共団体が無料で利用できる「地域情報化アドバイザー(注1)」や「ICT地域マネージャー(注2)」制度を紹介し、その積極的な活用で地域情報化が進んだ事例など、関連施策についても説明を行いました。

東北総合通信局の加藤課長

東北総合通信局の加藤課長

 最後に、地方創生に資する「地域情報化大賞2015」表彰事例の募集を今年も実施するので(応募期間;平成27年10月9日(金)〜11月13日(金)(必着))、積極的な応募をお願いしました。

 続いて、「情報通信研究機構(NICT)耐災害ICT研究センターにおける活動概要」と題して、西野企画室副室長より説明がなされました。同センターは、東日本大震災の教訓を生かし、情報通信ネットワークの耐災害性強化の研究開発を行っており、センター内の3つ研究室の取り組みと、その成果について紹介が行われました。
 当日は、青森県内市町村の情報化担当職員の方々約50名の参加があり、地域課題解決のための示唆に富んだ説明に参加者はメモをとりながら熱心に耳を傾けていました。

NICT耐災害ICT研究センターの西野副室長

NICT耐災害ICT研究センターの西野副室長

 なお、同会場では、10月8日、9日の両日、一般社団法人青森県情報サービス産業協会の主催で、当局も後援する「あおもりICTソリューション2015」が開催されており、情報通信技術を活用による災害時の迅速な情報発信や住民サービス提供などの展示、最新の取組みを紹介するセミナーなど、来訪者は実際に見て触れて最新のICT利活用ソリューションを体感されていました。

あおもりICTソリューション2015情報通信研究機構(NICT)のブース

あおもりICTソリューション2015情報通信研究機構(NICT)のブース

展示ブースを見学する模様

展示ブースを見学する模様

 東北総合通信局では管内の他の5県についても、11月末までに同様の会議を各県と協力して実施していきます。

  • (注1)地域の要請に基づき、総務省から委嘱した地域情報化に知見・ノウハウを持つ有識者(地域情報化アドバイザー)を派遣し、助言・講演等の活動を通じ、地域の情報化を促進します。
  • (注2)ICT基盤・システムを利活用して効率的・効果的な事業の運営を検討する地域に対し、実務的・技術的ノウハウ等を有するICT人材を一定期間にわたり派遣します。
 
 

連絡先

 

 東北総合通信局
  情報通信部 情報通信振興課
  TEL 022-221-0708

 
 

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