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「岩手県Lアラート利活用連絡会」を開催

平成27年10月26日

 東北総合通信局は10月15日(木)、岩手県盛岡市において「第1回岩手県Lアラート利活用連絡会」を開催しました。
 本連絡会は、岩手県の災害情報等が来年度からLアラートに発信される予定であることから、県内放送事業者等との間で情報共有を深め、住民への災害情報等の伝達を図る体制の円滑な運営を整えることを目的としたもので、14事業者の参加がありました。

総務省の岩見係長

総務省の岩見係長

 連絡会では、始めに総務省情報流通行政局地域通信振興課の岩見係長から「災害情報の発信については、多様な情報発信手段を多重的に活用することが必要であり、Lアラートはその手段のひとつである。」「総務省では普及加速化パッケージによりLアラートの普及を進めており、災害情報等を発信する都道府県の増加やその情報を受信して住民に伝達する放送事業者等が拡大するなど成果があがっている。」「防災基本計画にLアラートが始めて明記されるなどLアラートの位置づけが明確になってきている。」などの説明がありました。
マルチメディア振興センターの深澤部長

マルチメディア振興センターの深澤部長

 続いて、マルチメディア振興センターのプロジェクト企画部の深澤担当部長から「Lアラートとは何か、システムはどうなっているのか。どのような利用形態があるのか。」「どのような団体が利用しているのか。自治体が発信している情報は何か。どれくらい情報が発信されているのか。」「どのようなメディアで住民は情報を見ているのか。」などの説明がありました。 また、多くの放送事業者等は自社のバソコンで専用ソフト(コモンズビューワ)をダウンロードして情報を閲覧する形態のため、コモンズビューワの実演も行いました。
岩手県の山内主任

岩手県の山内主任

 最後に、岩手県総務部総合防災室の山内主任通信技師から「岩手県は新たに構築する災害情報システムからLアラートに災害情報等の発信を行う。」「来年度の運用開始を予定して準備を進めている。」「10月19日には県内市町村向けの説明会を開催する。」などの説明がなされました
会場の様子

会場の様子

 東北総合通信局では、今後とも、管内のLアラートがより効果的に運用されるよう、各県と放送事業者等の連携強化に向けた取り組みを進め、地域毎の実態に即したLアラートの普及・利活用を促進していきます。

連絡先

 東北総合通信局
 情報通信部 情報通信振興課
 TEL 022-221-0708

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