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「電波の安全性に関する説明会」を開催

平成25年11月7日

 東北総合通信局は、東北情報通信懇談会等との共催により、10月24日(木)、青森県八戸市において「電波の安全性に関する説明会」を開催しました。

 この説明会は、携帯電話の普及をはじめとして、電波の利用が身近になっているなか、より安全で安心な電波利用環境の実現に向けた総務省の取り組み、電波が人体に及ぼす影響などについて、一般の方を対象にわかりやすく説明するために行っているもので、平成16年度から全国で開催しており、東北6県では今回を含めて15回開催し、これまで延べ一千人の方に聴講いただいています。青森県内では、一昨年の青森市に続いて2回目の開催です。
 
 電波を安全に利用するために、国(総務省)は、「電波利用における人体の電波防護指針」を策定し、電波法による規制をしています。
 具体的には、携帯電話基地局や放送局などで、発射する電波の強さが電波防護指針の基準を超える場所には、一般の方が立ち入ることができないように柵などを設けることになっています。
 また、体の近くで使う携帯電話端末などは、あらかじめ、電波防護指針の基準(局所吸収指針)を守っていることを確認しないと販売できないようになっています。

 今回の説明会では、(1)「電波の安全性に関する総務省の取り組み」(講師:当局総務部長 熊谷 誠)と題して、我が国の電波利用、総務省による安全性の検証(調査研究)、国際的な連携・協力などについて、(2)「電波の生体影響と防護指針」(講師:独立行政法人情報通信研究機構 主任研究員 和氣 加奈子氏)と題して、電波防護指針の根拠及び評価方法について、(3)「電波ばく露が生体に及ぼす影響」(講師:金沢医科大学総合医学研究所 プロジェクト研究センター教授 小島 正美氏)と題して、電波の生体影響に関する個々の研究の内容や現況について、それぞれ講演が行われました。

 総務省では、より多くの方に電波の安全性に関する情報を提供するため、今後も説明会を開催してまいります。

小島教授による講演模様

小島教授による講演模様


連絡先

 東北総合通信局
 電波監理部電波利用環境課
 TEL 022-221-0676

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