平成25年10月3日
宮城県の地域医療福祉情報連携基盤を運営する一般社団法人みやぎ医療福祉情報ネットワーク協議会(理事長:嘉数 研二 宮城県医師会 会長)は、9月6日(金)、気仙沼・石巻の両医療圏で構築を進めていた地域医療福祉情報連携基盤が本格稼働したことを祝し、仙台市内でキックオフ祝賀会を開催しました。
同基盤は、東日本大震災でカルテ等の医療情報が喪失し、医療が実施不能になったことを教訓に、両医療圏の病院、診療所、薬局、介護施設等を情報通信ネットワークで接続し、電子化した情報を遠隔地でバックアップすることで耐災害性を強化するとともに、患者・住民の医療・健康情報を安全かつ円滑に記録・蓄積・閲覧を可能にすることで、医療従事者等の関係者や本人が必要な情報を共有するものです。
また、異なる医療圏に属する医師の間で医療相談を行う遠隔カンファレンスや住民の日々の介護・福祉情報を記録・蓄積して日常生活圏の包括ケアや在宅医療等にも活用されます。
現在、仙台医療圏においても同基盤の構築が進められており、将来的には宮城県全域で事業を展開することが計画されています。
これらの事業は、東日本大震災からの復興施策である総務省の被災地域情報化推進事業(東北医療情報連携基盤構築事業:東北メディカル・メガバンク計画)が活用されています。
一般社団法人みやぎ医療福祉情報ネットワーク協議会の概要は、以下のURLを参照願います。
http://mmwin.or.jp/
開会挨拶 嘉数 研二 理事長
挨拶 村井 嘉浩 宮城県知事
来賓挨拶 田邊情報流通高度化推進室長
連絡先
一般社団法人
みやぎ医療福祉情報ネットワーク協議会
TEL 022-395-6312
総務省 東北総合通信局
東日本大震災復興対策支援室
TEL 022-221-0654