令和元年度青森県総合防災訓練に参加

令和元年8月29日

 東北総合通信局(局長:田中 宏)は、8月27日に実施された令和元年度青森県総合防災訓練に参加しました。
 
 当局では、今年度の重点施策の一つとして「安心・安全なくらしの確保」を掲げ、地震、津波、台風等の非常災害時において、被災した市町村等に貸与するための移動通信機器や移動電源車、臨時災害放送局用機器等を整備するとともに、これらの貸与について広く周知を行っており、本施策の一環として訓練に参加したものです。

 今年度の訓練は、「外国人を含む要配慮者への対応と津波対策」をコンセプトとして米軍基地のある三沢市で実施され、令和元年8月27日午前9時に青森県東方沖を震源とするマグニチュード9.0の地震が発生し、三沢市で震度6強を観測、気象庁は青森県太平洋沿岸に大津波警報を発表したとの想定で開始されました。

 当局は、災害対策用移動通機器や移動電源車等を展示し、災害発生時や災害発生が見込まれる際に、これらの機器等の無償貸与について来場者に説明を行ったほか、在日米空軍など外国人を含む避難訓練において多言語音声翻訳システムの活用について青森県及び三沢市への協力を行いました。

 なお、当日は、県や県警、消防、自衛隊など92機関、約3,500人が訓練に参加し、閉会式において統監(三村青森県知事)から、災害時における情報通信の活用・外国人対応は極めて重要であるとの講評がありました。

 東北総合通信局では、訪日外国人並びに受入外国人労働者及びその家族が日本人と等しく安全・安心に日本での生活を送ってもらうことが重要であることから、非常災害時における情報通信確保等のため、引き続き管内各地において外国人を含めた防災・減災に取り組んでまいります。
災害対策用移動通信機器の説明模様

【統監(三村青森県知事)及び副統監(小桧山三沢市長)への災害対策用移動通信機器の説明模様】

訓練参加者への説明模様

【訓練参加者への説明模様】

連絡先

東北総合通信局
総括調整官
TEL 022-221-4333

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