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ラグビーワールドカップ、オリンピック・パラリンピックの運営を支える

令和元年9月18日

 いよいよ9月20日にラグビーワールドカップ2019日本大会が開幕し、東北管内では9月25日のフィジーvsウルグアイ戦(釜石鵜住居復興スタジアム)を皮切りに国際大会の開催が続きます。

 東北総合通信局(局長:田中 宏)では、大会期間中、レフリー、運営関係者、各国参加チームがスムーズなコミュニケーションを図り、息詰まる熱戦を観客・視聴者の皆様が快適に観戦できるよう良好な電波環境の確保に取り組んでまいります。

 今般、その取組みの中心となります「電波監視システム(通称:デューラスシステム)」、「電波発射源可視化装置」等を報道機関の皆様に初公開しました。
 また、公開にあわせて、大会運営用無線に混信妨害を与えている発生源をどのように特定し、その保有者が外国人であったと想定して、多言語音声翻訳システムを活用して混信妨害を停止させるという大会現場での取組みについても模擬的に実演で紹介しました。

 東北総合通信局は、スポーツ国際大会等各種イベントのスムーズな運営のため、引き続き管内各地の良好な電波環境の確保に取り組んでまいります。
 
災害対策用移動通信機器の説明模様

【電波監視システムの公開模様】

訓練参加者への説明模様

【多言語音声翻訳システムを活用した混信妨害停止の模擬実演】

 
【電波監視システム(デューラスシステム)】
 電波監視システムは、各地に設置されたセンサ局や車両に搭載されたセンサ局を、各総合通信局(沖縄総合通信事務所を含みます。)に設置されたセンタ局から遠隔操作することにより、センサ局で受信した電波をモニタ−(聴音)したり、複数のセンサ局から電波の発射源の方位を測定してその位置を特定したりするためのシステムです。

【電波発射源可視化装置】
 電波発射源可視化装置は、指定した周波数の電波発射源を実際の風景映像に重ねてモニターに映し出すAR(拡張現実)技術を活用したもので、電波の発射源が視覚的に表示されることで明確な位置情報を共有でき、大会が開催される釜石鵜住居復興スタジアム内等において効率的な探査が行えるシステムです。

連絡先

東北総合通信局
総務部総務課企画広報室
TEL 022-221-0638

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