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基礎から学ぶ「IoT体験セミナー in 盛岡」を開催

令和元年12月24日

 東北総合通信局(局長:田中 宏)は、令和元年12月20日(金)岩手県盛岡市において、岩手県、一般社団法人東北経済連合会及び東北情報通信懇談会との共催により、基礎から学ぶ「IoT体験セミナー in 盛岡」を開催し、企業や自治体から15名の参加をいただきました。
 このセミナーはIoTの導入・利活用による新たな事業展開を検討している企業や団体を対象とし、講義や実習体験を通じIoTの導入手順を学んでいただくことを目的に「IoT機器等の電波利用システムの適正利用のためのICT人材育成事業」として開催したものです。

 NTTラーニングシステムズの石橋講師から、IoTが求められる背景として主に人手不足や熟練職員からの技術伝承の課題、顧客からの迅速対応要求が挙げられました。IoTを導入することで業務の自動化・省力化による業務の効率化が図られ、スマートフォンからの遠隔指示などにより素早い顧客対応も可能になること、また技術をセンサーでデータとして記録し可視化することにより若手職員への技術伝承が容易になる等、企業の実践例の紹介を交えながらIoT導入のポイントが述べられました。

 その後、温湿度・気圧・ジャイロセンサを搭載したシングルボードコンピュータRaspberry Pi(ラズベリーパイ)を使ったプログラミング実習を行いまいした。参加者はNode-Red(制御プログラム)の画面を操作してセンサーから得られた各種データをSense HAT(Raspberry Piの拡張基板)で表示させる体験を行いました。

  IoTデバイスからデータを送信するためにLPWA等の電波が用いられますが、電波の利用には原則として免許(登録)を受ける必要があり、「技適マーク」がある等条件を満たす場合は免許(登録)が不要となることも述べられました。
  
 東北総合通信局では地域IoT実装により電波利用が進む中、適正な利用のための人材育成の取り組みを進めてまいります。

〇こちらから講習会テキスト(PDF:2.1MB)PDFをご覧いただけます。
 
講義の様子

【講義の様子】

プログラミング実習の様子

【プログラミング実習の様子】

連絡先

東北総合通信局
情報通信部情報通信連携推進課
TEL 022-221-0753

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