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ICTの利活用による地域課題解決の実現に向けて「地域課題解決マッチング会」を開催

令和3年2月19日

 東北総合通信局(局長:田尻 信行)は、東北情報通信懇談会(会長:鎌田 宏 東北六県商工会議所連合会会長)及び東北電気通信協力会(会長:佐藤 吉雄 株式会社東日本放送代表取締役社長)と共催で、地方公共団体から応募のあった地域が抱える課題について、ICTソリューションを有する企業・大学等からの提案を受けて、その地域課題の解決の糸口を探る「地域課題解決マッチング会」(以下、「マッチング会」という。)を令和3年2月16日(火)及び17日(水)にオンラインで開催しました。

 公募(令和2年10月5日(月)から同年11月30日(月))により、地方公共団体等の5団体(地域課題応募団体)から提出のあった6分野(観光、官民協働サービス、防災、医療・介護・健康、農林水産業、子育て)で8件の地域課題に対し、企業・大学等にICT利活用による解決策を公募(令和2年12月10日(木)から令和3年2月2日(火))したところ、14の企業・大学(課題解決提案団体)から23件の提案がありました。
 マッチング会は、東北情報通信懇談会の地域情報通信委員会の委員長である塩谷 淳一氏(一般社団法人東北移動無線センター東北センター長)の進行により、地域情報通信委員会委員及び東北大学特任教授の荘司弘樹氏にアドバイザーとして参加いただき、地域課題応募団体に対して、課題解決提案団体から、それぞれの提案についてプレゼンテーションが行われました。それぞれのプレゼンテーションの後に、地域課題応募団体が提案受け入れの検討に必要となるICTソリューションの機能や予算等に関する質疑応答が行われました。なお、全23件のプレゼンテーションには、地域課題応募団体、課題解決提案団体、傍聴者など延べ429名の方にご参加いただきました。

 今後は、地域課題応募団体と課題解決提案団体の個別協議がスタートします。 東北総合通信局及び地域情報通信委員会は、東北地域のICTの利活用による地域課題解決の実現に向け、引き続き、個別協議の進捗状況を確認するなどフォローアップを行ってまいります。 また、本マッチング会を通じて、ICT利活用により具現化できたものは、ICT利活用による地域課題解決を検討している地方公共団体に対して導入事例として紹介を行うなど東北地域における地域課題の解決に向けた取組を行ってまいります。

 なお、「令和2年度 地方公共団体の地域課題解決マッチング会」の詳細はこちらのページ別ウィンドウで開きますをご覧下さい。
会議の様子

【オンライン会議(ホスト側)の様子】

塩屋座長

【司会進行の塩谷座長】

連絡先

東北総合通信局
情報通信部情報通信振興課
TEL 022-221-0708

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