(6)ユニバーサルサービス制度の見直し

国民生活に不可欠な電気通信サービスである固定電話サービスが全国あまねく提供されることを確保するユニバーサルサービス制度について、ブロードバンドサービスの普及など市場実態が大きく変化していく中、その見直しを図る必要がある。

このため、当該制度の見直しに向けて想定される複数の選択肢について検討(フィージビリティスタディ)を行う場を設け、07年中に検討結果を公表する。

なお、当該制度の見直しに向けた本格検討については、2010年度にブロードバンド・ゼロ地域の解消を図るという政府方針を念頭に置きつつ、上記の検討結果や制度運用の実態等を踏まえ、09年に情報通信審議会の審議を経て、可能な限り速やかに所要の制度整備を行う。

上記施策の進捗状況

07年1月から「ユニバーサルサービスの将来像に関する研究会」(座長:菅谷実慶應義塾大学メディア・コミュニケーション研究所教授)を開催し、07年9月、PSTNからIP網への移行段階を踏まえたユニバーサルサービス制度の見直しの方向性(IP化が相当程度進展した段階ではユニバーサルアクセスを確保する仕組みへ移行)を提言する報告書案を取りまとめ、現在、意見招請手続を実施しており、年内を目途に報告書を取りまとめることとしている。


→ 平成19年10月改定後のプログラムの関連項目へ

(7) ユニバーサルサービス制度の見直し

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