平成18年版 情報通信白書

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第1章 ユビキタスエコノミー

2 インターネット広告事業者

 インターネット広告の発展に伴い、広告配信技術、広告効果評価、マーケティング技術等の高度化が進んでいる。これに伴い、インターネット媒体の特性に精通し、インターネット広告特有の技術、ノウハウ等を蓄積したインターネット広告事業者が、広告主、媒体主(ポータルサイト運営者、企業ウェブサイト運営者等)等に様々なサービスを提供している。このようなインターネット広告事業者に対する広告主や媒体主からの需要は年々高まっており、着実に売上げを拡大している(図表1-7-5)。
 インターネット広告事業者は、事業形態により次の二つに分類される。一つは、総合広告会社等の出資によって設立され、総合広告会社と媒体主間の広告代理業を主な事業とする事業者(メディアレップと呼ばれる。)であり、もう一つは広告主と媒体主間の広告代理業を主な事業とするインターネット広告専業事業者である(図表1-7-6)。インターネット広告専業事業者は、自社の関連ウェブサイト等も広告媒体として積極的に活用し、広告主に販売を行っている。
 
図表1-7-5 インターネット広告専業事業者の売上高の合計の推移(大手4社4の合計)
図表1-7-5 インターネット広告専業事業者の売上高の合計の推移(大手4社の合計)
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図表1-7-6 メディアレップとインターネット広告専業事業者
図表1-7-6 メディアレップとインターネット広告専業事業者


4  サイバーエージェント、サイバー・コミュニケーションズ、セプテーニ及びまぐクリックの4社

 第7節 企業の新しい広告戦略

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