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第1章 ユビキタスエコノミー2 職業紹介事業におけるネットワークの活用
インターネット上を流通する求人情報の増加に伴い、これらの情報を集約、提供する職業紹介ポータルサイトが増えている。 また、職業紹介事業5においても、ネットワークを活用したサービスが進展しており6、民間職業紹介事業者(いわゆる人材紹介会社)やハローワークがインターネット上で情報提供等を行っている。 例えば、ハローワークでは2002年1月以降、インターネットを活用して求人情報を提供しており、当該サービスによる就職件数は2006年3月では累計5.8万件に達している(図表1-11-3)。 図表1-11-2 ハローワークインターネットサービスの掲載求人件数とアクセス数の推移
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図表1-11-3 ハローワークインターネットサービスによる就職件数
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5 職業紹介とは「求人及び求職の申込みを受け、求人者と求職者との間における雇用関係の成立をあつせんすること」(職業安定法第4条1項)である
6 (社)全国求人情報協会によると、労働市場サービスの市場規模は情報提供サービスで5,800億円、職業紹介で1,000億円、派遣サービスで1兆7,000億円となっている。情報提供サービスにおいては、求人情報誌が4,000億円近い売上げであるのに対して、eビジネス専業企業の売上げは50億円程度となっている
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