行政に関する苦情が多様化する中、相談者の利益と公共の利益との調整が必要な場合や複数の行政機関が関係し調整が必要な場合等に、民間有識者の意見を反映させることにより、国民的立場に立った的確かつ効果的な処理を推進するため、「行政苦情救済推進会議」を開催し、必要な方策の検討を行っています。
そこでの意見を踏まえて、個々の苦情の解決を図ることはもちろん、苦情の原因となっている行政の制度・運営そのものの改善を図っています。
区分 | 氏名 | 職業等 |
---|---|---|
構成員 | 斉藤 睦男(座長) | 弁護士 |
遠藤 恵子 | 公益財団法人せんだい男女共同参画財団評議員 | |
加藤 睦子 | 東北行政相談委員連合協議会会長 | |
神部 光崇 | 仙台商工会議所副会頭 | |
藤田 祐子 | 弁護士 | |
古里 直美 | 河北新報社防災・教育室部長 |
⇒東北地方整備局は、点字ブロックの新たな敷設などハード面の改修を、東北運輸局は、視覚
障害者に配慮したバスの停車及びアナウンスを行うよう事業者に対する指導を行いました。
⇒宮城労働局は、新年度の指定保存機関について、登録教習機関に周知のための案内を行う際、
制度の詳細を記載したパンフレットと併せて、教習機関への通知文の中で、今回の参考通知の内
容等を引用した上で、データの移管及び情報提供について、注意喚起、働きかけを行うこととしてい
ます。
また、教習機関の新規登録の際にも、必要に応じ、今回の参考通知の内容等を説明することに
より、同様の注意喚起、働きかけを行うこととしています。
⇒東日本高速道路株式会社は、申出の富谷JCTについて、仙台中心部へのアクセスが便利な「仙
台宮城」を案内する補助標識を設置するとともに、同JCTから2キロメートル手前に設置している既
設図形表示板に「仙台宮城IC」を追加表示しました。併せてあっせんした仙台南IC及び利府JCTに
ついても、同様の改善措置を実施しました。
⇒宮城県は、巡回方法の工夫や巡回回数を増やすなど実態把握に努め不法占用者に対して不法
占用の解消が図られるよう指導を行うこととしました。その結果、一部河川の不法占用が解消され
ました。