足立区における配管工事に伴う騒音・振動による健康被害原因裁定申請事件(公調委令和6年(セ)第3号事件)
事件の概要
令和6年3月14日、東京都足立区の住民1人から、東京都を相手方(被申請人)として責任裁定を求める申請がありました。
申請の内容は以下のとおりです。被申請人の行う配管工事に伴う騒音や振動により、申請人は、眠れず、歯肉の腫れや痛み、口内炎、胃痛が生じ、また、咳が止まらず、咳喘息と診断された。さらに、左足の薬指のしびれや歯周病の通院治療、睡眠障害のため心療内科へ通院し睡眠薬を処方され服用することとなったとして、被申請人に対し、治療費、慰謝料等として損害賠償金64万4458円の支払を求めたものです。(その後、請求金額は74万1092円に変更)。
事件の処理経過
公害等調整委員会は、本申請受付後、直ちに裁定委員会を設け、配管工事に伴う騒音や振動と申請人に生じた健康被害との因果関係に関する専門的事項を調査するために必要な専門委員1人を選任するとともに、事務局による現地調査等を実施したほか、1回の審問期日を開催するなど手続きを進めた結果、令和8年6月25日、本件申請を棄却するとの裁定を行い、本事件は終結しました。
裁定書の概要は、次のとおりです。
裁定書
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