公害等調整委員会における係属事件一覧を掲載しています。
公害紛争処理事件、鉱区禁止地域指定請求事件、鉱業等に係る行政処分に対する不服裁定申請事件について、現在係属している事件、終結等した事件をお知らせします。
本件は、申請人に生じた吐き気、不快感、苦痛、不眠等の健康被害及び申請人宅にネズミが発生する被害は、被申請人らが経営する飲食店から高濃度の調理排煙(アンモニア・硫化水素等)による悪臭を発生・拡散させていることによるものである、との裁定を求めるものです。
本件は、申請人に生じた吐き気、頭がジンジンとしびれるような症状等の健康被害は、被申請人が管理するアパートにおいて、低周波音を発生させる給湯器(又はボイラー)を稼働させていることによるものである、との裁定を求めるものです。
本件は、被申請人が申請人宅西側にて操業する工場(以下「本件工場」という。)内で、集塵機、パネルソー、釘打ち機及びハンマーの機械(以下「本件機械」という。)を稼働させて、騒音を発生させたことにより、申請人らは、毎日長時間にわたり本件機械や作業に伴う騒音にさらされ体調不良となり、本件工場操業終了後もストレスにより夜に眠れない状態が続いている等として、被申請人に対し、慰謝料等として損害賠償金合計330万6340円の支払を求めるものです。
東久留米市における入浴施設からの騒音による生活環境被害調停申請事件は、令和6年12月19日、被申出人に対し、調停条項の義務の履行を勧告しました。また、当該調停条項の義務履行に係るフォローアップの実施を決定しました。
令和6年11月7日に受け付けた、熊本市における飲食店からの悪臭・騒音・振動による健康被害等責任裁定申請事件は、令和6年12月17日、責任裁定をすることが相当でないと認められることから、公害紛争処理法第42条の12第2項の規定により、申請を受理しない決定を行い、終結しました。