小林市における国道からの振動・地盤沈下による財産被害責任裁定申請事件(公調委令和6年(セ)第12号事件)
事件の概要
令和6年8月19日、宮崎県小林市の住民1人(申請人)から、宮崎県を相手方(被申請人)として責任裁定を求める申請がありました。
申請の内容は以下のとおりです。本件は、宮崎県が管理する国道を通行する大型車両の振動により、申請人宅の地盤が傾き、申請人宅基礎部分に亀裂が入り、申請人宅の地盤沈下した側の支柱がくの字に曲がり始めるといった被害及び振動による不安や精神的苦痛を受けたとして、被申請人に対し、建物補修費用及び慰謝料として損害賠償金1070万円の支払を求めたものです。
事件の処理経過
公害等調整委員会は、本申請受付後、直ちに裁定委員会を設け、被申請人が管理する国道を通行する大型車両の振動と申請人宅の地盤沈下等の被害及び申請人に生じた不安や精神的苦痛との因果関係に関する専門的事項を調査するために必要な専門委員1人を選任したほか、事務局及び専門委員による現地調査を実施するとともに、1回の審問期日を開催するなど、手続きを進めた結果、令和8年2月4日、本件申請を棄却するとの裁定を行い、本事件は終結しました。
裁定書
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